霊的修行

我々が目指さなければならない肉体について

投稿日:2020-05-11 更新日:

我々が目指すべき体は、この体である。

東洋の武術の達人もこのような体だった。

丹田を養う方法として、支那では三つの方法がある。その中の一つは皇帝経の中に書かれてあるもので、馬にのった時のような恰好で、やはりエイーと気合をかける。この方法で体力きわめて強大になっているのを、たまたま五年間亡命生活で山にかくれている時に実際に見た。その人もやはり板をふみ抜いたりする。今日はそれと同じような運動法を先生から教えて頂いて、大変驚いた次第です。殊に今まで私が唯ぼんやりとしか見ていなかったこの練丹の方法について、科学的に、明確な御説明を頂いて大変有難く存じました。

唯ぼんやりと立っているだけだが、その要領は、老子が「心を虚にし、腹を実にする」というのを用いているらしいが、私にはその点はきわめて抽象的ではっきりしなかった。しかしその運動法をやっている人は皆顔色が実によい。そして西洋式の運動法では、腹をへこませて、唯胸部のみ発達させるのが多いのに反して、この方法で鍛えた人は、腰と腹が大変よく太っている。

確かにあんまりかっこいいとは思えないが、これこそが人間の理想の体である。

60歳でこの体というのは一体どういうことだろうか。顔もしわひとつない……!

我々は逆三角形こそが目指すべき体だと考えていて、胸筋をでかくしてウエストを引き締めればカッコイイと思っている。

インドでは太っている方が尊敬されるというし、ヨガナンダ先生もこの通り立派な体躯をしている。

とある講演で、ヨガナンダ先生は1ヶ月間水も飲まず何も食べてないとか言っていたけど、それでこの体である。

ちなみにヨカナンダ先生は、若い頃は痩せすぎていて、ある日、そのガリガリの体を師匠に心配されて、「ヨガナンダ、君は少し痩せすぎているね」といわれ、暗示をかけられ、次の日から瞬く間に体重が10キロ20キロと増えていったらしい。

大体において、武術家、少食家、あるいは不食の人は太っている。

出口王仁三郎は、近代のよく食べるようになった人たちよりも、昔の粗食をしていた人の方が、剛健な体つきをしていて、痩せたり太っている人はいなかったといっている。また、体躯と霊性は比例しており、痩せている人間は霊的素養が低いといっている。

Σ(゚д゚lll)ガーン

確かに霊的偉人で痩せている人は少ない。

ところで、今のスポーツ選手たちは昔より寿命が延びたとはいえ、30代で引退してしまう。

それに比べ肥田先生は60をこえても、一切運動をしていないのに関わらず、20代の肉体のピークを維持することができた。歳を重ねるごとに、より壮健となっていった。

息子や孫よりもずっと運動能力に優れ、いつも山林の中を凄まじい速度で闊歩し、猿のようにあっというまに木々の頂きに登ってしまったという。

睡眠時間は2時間で、ほぼ書斎でペンを走らせているだけの毎日だったのに、なぜそんなことが可能だったのか。食事は生の発芽玄米を大さじ2杯食べるだけだったとのことだ。

肥田先生がいうには、腰と腹の間にある一点に緊張を入れることで、全身の細胞が活性化し、ありとあらゆる運動をこなすよりも効果があるという。これを毎日5分程度やれば十分だという。

どれだけ執筆活動に追われてまったく運動していなくても、ふと立ち上がって腰腹一点に集中して力を込めれば、それだけでいいという。それだけで、肉体のピークを死ぬまで維持できるといっておられ、その通り本当に証明された。

俺はシャドーボクシングをしたり、バットの素振りやテニスをやって肉体を鍛えてきた。ウエイトトレーニングはせずに自然な運動を通じてトレーニングをしてきた。

鴨頭さんの動画では、ウエイトトレーニングの一番の秘訣は、筋肉がブチ切れているところを意識することが重要だといっていた。それを意識するだけで筋肉の成長速度が3倍速くなるといっている。

意識。

とにかく意識をせよといっている。

意識の力はバカにできない。

思想は現実化するというやつだ。

肥田先生は中心から得られた力をひとつひとつの筋肉に分配することによって鍛えることができた。腰腹の中心の力を感知し、それを個別の筋肉へ送り届けるのだ。つまり、意識の力のみで頑強な身体をつくりあげることができた。いっさい重たい物を使わずに、意識だけで筋肉をつくりあげたというのだ。

その筋肉は、分厚い丸太を踏み抜くこともできたし、大木を引き抜くこともできた。

空中に浮かんだところを見たという人もいるし、触れていないのに人を気絶させたともいうし、目隠しした状態で矢を放って的に当てたというし、10桁以上の数字を書いて目の前の人達が適当に口にした数字を足していって、できあがった数字が書いた数字と一致したという超時間計算もできたし、モーゼのように海を割ったのを実際に見たという人もいる。それが本当かどうかは文章の行間から香ってくるものからすぐにわかることだ。肥田先生の語り口に嘘はひとつもないことはわかる。

だから最近の俺は、ほとんど運動という運動はやっておらず、ふと立ち上がって、自分の中心の一点を意識して、そこに『てやーーーーー!!!』とガツンと力を入れている。それだけしかやっていない。そこから生まれた力を全身に隅々に配らせるという方法をとっている。

腹にガツンと大きなエネルギーが行き渡ると、それだけで凄まじい運動したような気がするし、これこそが身体の中心、精神の中心、ありとあらゆる自然法則の中心……、

高低深浅厚薄賢愚尊劣大小美醜真偽の……、高さも幅も厚みのない、究極の一点。

これをやっていれば一生糖尿病や脳梗塞などの生活習慣病にはならない。永遠に肉体のピークを維持できる。

俺は34歳だけれども、他の34歳に比べてよっぽど運動能力に優れている。

それは一重にこの意識のおかげである。大して運動していないけど、ただこの一点を意識しているだけだ。

肉体を維持するためには、それなりに時間と労力と金をかけ、ジムに行ったり、器具を用いたり、息を切らしてハァハァやらなければならないと考えているようだが、そんな風に考えてるから、はじめの一歩が遠くなり、いつまでも腰が上がらない。

意識だけでいい。意識だけで永遠に肉体のピークは維持できる。これは太ってる女の子にいちばんいってあげたい言葉だが、残念ながらいちばん届かない相手である。

もう十分すぎるぐらい意識の力だけで肉体を最高練度に持っていける俺は、さらにこの能力を深化させて、手に余るほどに持っていけるだろうが、この余った部分を太ってる女の子に渡したいぐらいだが、それは一生かなわないようだ。

太っている子こそ、目いっぱい意識してすぐに変わらなければならないのだが、もう特に変わる必要がない俺ばっかり意識して、太ってる子は意識しない。意識、やはり意識だ。

美人になるのは、すごく大変で苦労するものだと思っているようだけれど、イケメンの俺からいわせてもらうと、ただ意識をするだけでいい。乃木坂の女の子たちは、みんな意識が得意なのだ。セルフイメージの顕現能力が著しく優れているだけなのである。

みんな頭の中に理想の自分を描いて、それが実現しているだけなのである。デブはみんないいなぁと頬杖をついてため息を吐くだけで、現実と理想をひとつにする想念の力が足りない。

想念こそがすべてなのだ。

毒だといわれた水を飲めば本当に死んでしまうように、想像妊娠のようにお腹が膨らむように、肉体と精神は信じられないほど相互関係を持つ。

美も筋肉も、想念を働かせることが奥義なのである。鴨頭さんも、これが奥義なんじゃないかといっていた。

しかし! 同じ理学療法士の友達にこの意識うんぬんのくだりをいったら、そんなことはありえないと却下された……! とても残念である。

バガボンドの井上雄彦先生は、いま俺が挙げたことと同じようなことをどこかでいっていた気がする。

運動の専門家よりも、YouTube講演家や椅子に座って空想をしている漫画家の方が、よっぽど肉体の神秘に迫ることができるのである。

といっても、僕ちんは177センチ60キロの貧弱な身体なので、あと10キロは増やしたいところである。

僕ちんも肥田先生みたいにお腹パンパンになりたい。

やはりそれも食ったり重たいものを持ち上げることなく、想念の力のみで10キロ増やそうと努力している。なかなかそれができない。それができない以上は、本当はあまり偉そうなことはいえないのである。

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