しまるこ「おいおいおいおいおいおい」
しまるこ「聞くところによると、まだ結婚したばっかでしょ」
しまるこ「にしても、あいつはよく食ったからなぁ。165cmぐらいで80Kgぐらいあった?」
友達「健康診断でも色々引っかかってたらしいよ」
しまるこ「まだ結婚したばっかでしょ」
友達「奥さん今妊娠してる。毎晩夜食にカップラーメンを2杯食べたり、休日は県外の二郎系ラーメンを食べ歩くのが趣味だったみたい」
友達「うちの病院でも若いのに脳梗塞になる人多いわ。30代や40代で」
しまるこ「俺のデイサービスにもいたよ。30代の脳梗塞の人。20代も1人いた」
友達「半身不随や片麻痺の人を世間の人は知らなかったりするね。見たことがないから恐怖感がわかないのかな? 俺もこの仕事に就くまで片麻痺なんて知らなかったけど」
友達「まさか、圭佑がなるとはなぁ」
しまるこ「いやぁ…………」
友達「…………」
しまるこ「でもこれからこういう人が増えるよ。間違いなく若い人が脳梗塞になる世の中になっていく」
友達「これだけ医療が発達していってるのに?」
しまるこ「発達しているようで、その場しのぎが上手くなっているだけだよ」
しまるこ「脳梗塞予備軍に血圧降下剤を投薬してるけど、高血圧はその必要が有って高いんだから、薬で下げるのは危険だよ。脳に血液を送るためにはそれだけの血圧が必要だからね。高血圧は体の防衛手段だよ、断食により脂肪を除去して血液をサラサラにすれば、血圧は正常値に戻る。俺は戻った」
しまるこ「 現に昔に比べて脳梗塞は増えてるよ。昔、さつまいもばかり食べていた今のおじいちゃん達が70歳くらいから脳梗塞になっている現状を考えると、小さい頃から肉や化学物質をモリモリ食べている俺達は、さらに早い段階で血管がダメになって脳梗塞になるよ」
しまるこ「今はいい時代なんて言われてるけど、働かなくてもいい時代がやってきても、脳梗塞になったら意味がないよ。ベッドの上で時代の恩恵を眺めるだけになっちゃうよ」
しまるこ「出口仁王三郎は中風(脳血管障害)は神への信仰がないために起こる、こればっかりはどうしようもない、直しようがないので、あとはもう心を入れ替えて神に祈るしかないって言っている」
友達「圭佑はまだ若いぜ。リハビリすれば、それなりには何とかなる可能性はあるけどね」
しまるこ「うん」
しまるこ「なってしまった後に言ってもしょうがないけど、やっぱり脳梗塞は、過食もそうだけど、肉を食べるからなるんだと思う。血液を酸毒化する一番の原因は肉だから」
しまるこ「 みんな知らないと思うけど、日本は一番世界で肉を食べる人種で、一番の発ガン国家なんだ。しかも自前の肉じゃない。農薬塗れの外国から輸入された肉ばかり食べてる」
しまるこ「みんなベジタリアンだったり1日1食だったり、そういう生活の人を指さして笑って、そんなのは不健康だとか、人生つまらないとか揶揄するけど、脳梗塞になってからじゃ遅いと思うんだ」
しまるこ「30代でなられちゃ本人もそうだけど、周りも困ってしまう。特に圭佑は結婚してるんだから、もちろん圭佑が肉を食べなかったら脳梗塞にならなかったとは限らないけど、でも守るべき家族があるんなら、俺は肉を控えるべきだと思うね。もしくは自分の腸の状態をよく確認して、肉を食べた後は腸が綺麗になるまで断食するとか、血液をアルカリ性にするとか、そういった医学的知識を誰もが持ってなきゃダメだと思うんだ。仮にも圭佑は医療職なんだから」
しまるこ「まあ、今さら、死人に鞭打つようなこと言ったってしょうがないけど」
友達「うん」
しまるこ「あんまりこうして気の毒気の毒って言うのも良くないんだけどね」
友達「さすがに夜カップラーメン2杯食べたり、二郎系ラーメン食べ歩いてたら、本人だって、分かってなかったわけないでしょ」
しまるこ「しかし、言えないね。本人の前で肉を食い過ぎたから脳梗塞になったなんて、ちょっと言えないね」
友達「言わなくていいよ」
しまるこ「圭佑どころか、脳梗塞になった人、あるいは肉を食べる人を前にして、脳梗塞になるからよしたほうがいいなんて言えないや」
友達「まだ肉のせいでなるって決まってるわけでもないしね」
しまるこ「俺は絶対視してるけどね」
しまるこ「これから40代50代でガンガン脳梗塞になる人が増えてくるよ。実際増えてきてるんだけど。脳梗塞しかり、糖尿病しかり、パーキンソン病しかり、原因不明と言われている難病も俺は肉食だと見ている 」
しまるこ「だってすべては血液の汚濁から起こるんだから。血液を最も汚すのは肉なんだから。精製塩や白砂糖や化学薬品や重金属やらいっぱいあるけど、一番汚すのは肉だよ」
しまるこ「出口王仁三郎じゃないけど、やはり肉は呪いだと思うんだ。豚や牛は自分が殺される前夜に、殺されることがわかるらしいんだ。そして、殺される瞬間に怖くて怖くて肉がキュッと固くなって、感情が呼び水になって血が変色するんだ。邪気に満ちたその肉を喰らうことで、豚の呪いを身体に刻印することになるんだ。その腐敗した肉の毒素を専門用語ではプトマイン・トキシンと言うんだけど、脳梗塞は殺された豚たちの呪いなんだよ」
友達「それを世間に言ったらうるさいことになるだろうなぁ」
しまるこ「 ずるいんだよ。肉は美味しいものだからみんなで守るんだよ。タバコが肺がんや脳梗塞の原因になりますと言うと、タバコ嫌いな人は多いし、容易に病気につながるイメージもできるから、タバコはみんな納得するけど、肉はそうはいかない」
友達「いきなりステーキの人たち困るだろうなぁ」
しまるこ「でもさぁ、一番大事なことだと思うんだよ。正直死ぬより辛いじゃん、片麻痺って。本人も辛いし、周りだって辛いし、そのためにできることはやった方がいいと思うんだよ。国や政府は全力を挙げて肉食を禁止して脳梗塞から国民を守らなきゃいけないんだよ」
しまるこ「国だよ。国が悪い。国が圭佑を脳梗塞にした」
しまるこ「そもそも肉食って異常だよ。あんなに心も身体もはっきりした四足の大きな動物を殺して喰らうって異常だよ。いつか奴隷制度のように、昔こんなのあったんだよなんて、びっくり話にされる時がくるよ」
しまるこ「いったって、ただ肉を食わなきゃいいだけじゃん。他の美味しいもの食べればいいじゃん。いっぱいあるじゃん美味しい物」
友達「お前もたまに肉食ってんじゃん」
しまるこ「ひひ笑」
しまるこ「これは、この電話でしか言えないけど、大自然からのしっぺ返しを食らいながら、人間は残るものと淘汰されるもののふるい分けが行われているのかもしれない」
しまるこ「まぁ、いいや、これは」
しまるこ「昔の人より、今の人の方が長生きすると言われてるけど、俺はそんなことはないと思う」
しまるこ「寝たきりで延命治療で長生きするかもしれないけど、健康寿命という点で言えば、まず無理だと思う」
しまるこ「歩かないから下肢の筋力は落ちるし、日光を嫌うから太陽エネルギーが身体に充満されないし、化学薬品や動物性食品をたくさん食べるから血液が汚染されている」
しまるこ「『俺はジムで筋トレしてるから大丈夫!』なんて人もいるけど、たんに重いものを挙げるのに適した身体になってるだけだ。筋肉が膨隆しているだけであって、決して身体が強くなったわけじゃない。免疫力が向上して風邪をひかなくなったわけじゃない。こういう人は暑さにも寒さにも弱い。無駄に巨乳になってるだけだ」
しまるこ「不憫にも、重いものを持ち上げるという点をとっても、昔のおばあちゃん達に負けてしまうんだけどね」
しまるこ「みんなプロテインを飲んでるから安心と思ってるけど、安保教授がマウスの餌のタンパク質を減らす実験を行った結果、餌の中のタンパク質の割合を下げれば下げるほど免疫力が上がったという結果がある」
しまるこ「精子だって、今の俺たちは半分になってるんだぜ? デンマークのスカッケベック博士の研究によると、青壮年の男子の精子の数は1938年には11300万だったのに、1990年には6600万になっているらしい。みんな子供ができにくいのもこのせいだろう。たぶん女の方にも似たようなことが起こってる。種も悪けりゃ畑も悪い。昨今の前立腺ガンや子宮頸ガンが急増していることと関係あるだろうね。単に精子の数が減っていることは、それだけの現れではなく、他の臓器や内分泌系もそうだし、生命そのものが脆弱になってる証拠だと思う」
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子供ができないのも乳癌になるのも環境ホルモンによる女性化が原因だった
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友達「スケッベ博士? エロそうなこと研究してそうな名前だね」
しまるこ「そう思うと、すべての意味で、今を生きてる人たちはみんな欠陥品だよ。YouTubeのコメント欄も喧嘩が絶えないし」
しまるこ「健康意識の高い人は多いけど、みんな企業の奸計によって誘導された商品を盲目的に買っているに過ぎない」
しまるこ「片岡鶴太郎の身体を指さして笑ってれば、みんなの賛同も得られて気分はいいみたいだけど、果たして脳梗塞になっても笑ってられるかな」