食べ物に関する研究・美容・健康

子供ができないのも乳癌になるのも環境ホルモンによる女性化が原因だった

俺の友達が子作りに精を出しているのに全く子供ができる気配がないと言う。
種が悪いか畑が悪いか、病院にも行ったけれど、特に精子も卵子も問題はないと言われたらしい。

人間の身体は摂食したもので構成されているから、このような生理的な問題は、食べた物が起因していると考えるのが自然だ。

イチローも子供ができないと言っていたし、魔裟斗も子供ができなくて大変苦慮したと語っている。

俺は、格闘家やスポーツマンは大食漢なので、たくさん食べて体内に化学添加物が溜まった結果、精子の数が減少してしまったのではないかと推論していた。

元気にいつも運動をしてるので健康的には見えるが、その分たくさん食べるので、内分泌の方面では悪い方に傾いてしまうのではないかと考えていた。

今回は、ちょうどその辺りを科学的に考察された資料を読んだので紹介する。

子供ができない人はもちろん、そうでない人も、自分たちの生理に関わる大切なことなので、よくよく目を通して欲しい。

 

環境ホルモンで子供が産めなくなる?

環境ホルモンとは、内分泌撹乱科学物質と呼ばれて、我々の生態系を著しく乱す。

ダイオキシンなどを代表とする環境ホルモンは、日常生活の中に深く溶け込んでいて、食器や洗剤などに70種類が指摘されている。

内分泌を撹乱し、女性に対しては子宮内膜症、男性に対しては精子の減少などを引き起こす。

環境ホルモンの中でもよく見られるのが、合成洗剤の中に含まれているノニルフェノールだ。

ノニルフェノールは女性ホルモンのような働きをしており、家庭用合成洗剤で汚染された川の中で死んでいるメダカにノニルフェノールが検出され、このメダカには精巣と卵巣の両方が存在していたとのこと。

海外ではデンマークのスカッケベック博士らが、この半世紀の間に青壮年男子の精子が約半分にまで減ってきているというショッキングな論文を発表した。

1938年には平均11300万の精子があったのに1990年には6600万になっているとのことだ。

日本でも同様な実験が行われており、「精子の数、形、および運動機能」を調べたところ、WHOが定めた数値の基準値をクリアしたものは34人でたった1人であった。

原因として考えられるのは、農薬の DDT らしい。

DDT は第二次世界大戦以来、人体には無害だと言われて日本でたくさん使われてきた。一旦人体内に入ると脂肪組織に沈着して5年も10年も排泄されないらしい。その間に女性ホルモンのような作用をするDDEに体内で変わってしまう。これが環境ホルモンと呼ばれるわけだ。

また、我々が食べている肉も、肉質を柔らかくして食べやすくする為に、女性ホルモン剤DESが使われている。

また、アメリカのフロリダにあるアポプカ湖に生息しているワニの大半が子供を産まなくなっているらしい。雄のペニスは1/2以下の短小化をしており男性ホルモンも1/4に減ってしまっているとのこと。

 

以上のことから大量に使用されてきた農薬や洗剤、食品添加物、その他の化学物質が環境ホルモン作用によって人類にも野生生物にまで悪影響を及ぼしていることがわかってもらえただろうか。

 

最近、男が女化してきているような印象を覚える。彼女いない歴がやたら長かったり、童貞率が高まってきているのは、女性ホルモンが増えた結果、肉体も精神も女性化してきている為ではないだろうか。子供が出来ないのも精子の数、形、運動機能が減少しているからだろう。つまり、アメリカのワニと同じだ。

最近、女性芸能人も、やたらと子宮癌や乳癌になって亡くなられているケースが多い。

これらすべてを統合すると、これらは女性ホルモンの増加による疾病と考えて辻褄が合う。

我々の日常生活の中に深く溶け込んでいる食品添加物、農薬、食器や洗剤、この辺りに不妊の原因があると怪しんでいた人は多かっただろうが、やはりその通りだったわけだ。

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参考文献 「あなたの少食が世界を救う」甲田光雄

 

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