食べ物に関する研究・美容・健康

ハゲと白髪をなんとかするには、生玄米菜食にして洗わないこと

さて、 引かれることを承知で言うが、俺はこれまで生きてきてほとんど身体を洗ったことがない。

小学生ぐらいの時までは、お父さんと一緒にお風呂に入っていたので、監視の目もあり、一応雑には洗っていたものの、中学以降はほとんど洗ったことがない。タオルにボディソープをつけてゴシゴシ洗うなんてことは、2回しかしたことがない。

そのせいか非常に体が綺麗で、そこらの中高生よりも少年らしいみずみずしい肌をしている。(注 33歳)

顔や頭皮はそれなりに洗ったり触ったりしてきたので身体のようにはいかない。年相応に老けていて、頬には線の強いほうれい線があるし、髪は細くなってきて、白髪もちらほら生えている。

美容と健康はセットなので、強健術をうたう俺は美しくなければならないと思っている。

結局、何を言いたいかと言うと、ゴシゴシ洗わない方がよっぽど綺麗になるということだ。身体も顔も。

特に女性はこういう話が好きだと思う。サウナと水風呂を繰り返し入る交代浴をやると肌が綺麗になると言うと、次の日にはもう試しだす。

しかし、どんな美容をしようが、みんな肉を食うから良くない。肉を食うから血液が汚れ、ニキビはできるし禿げるし肌は汚くなる。一生懸命に栄養があると言われるものを次々に胃に放り込むけど、汚い部屋に良い空気を送り込んだとしても、窓が閉まっていたら意味がない。まず肉食で溜め込んだ毒素を外に出さなければ一向に綺麗にならない。

五木寛之氏も信じられないぐらいのフサフサの髪で羨ましい。ロマンスグレーのオールバックを決めているが、俺も将来はあんな髪型になりたい。

五木氏は年に数回しか髪を洗わないことで有名だ。今は月に1回程度は洗うらしいが。

少し長いけど、出口王仁三郎氏の述懐を載せる。

『年寄ると誰でも皺が寄るが、この皺が寄らないようにするには、平素から顔や体の洗い方に注意せねばならぬ。既に寄った皺がないようにして、若く艶々しくなるようにするにもまた、左の通りすればよいのである。顔は決して石鹸や、糠袋で洗ってはいけない。ただ掌には天然に与えられたる脂肪が常に分泌している。この脂肪こそは、顔や体を洗うに最も適当なる洗料である。これ以上の結構な洗料はない。糠や石鹸は顔面の脂肪を多く取るから、その時は垢がよく落ちてさっぱりするような気がするけれど、これが皺のよる原因となるのである。顔面の上皮は極薄いもので、その下には医師も知らぬような、細い細い脂肪腺が、無数にあるのであるから、顔をひどく擦ると、この脂肪腺をグチャグチャにしてしまう。たとえば、薄い薄い紙を擦れば皺が寄ると同様である。掌で静かに静かに撫でるようにして洗わねばならぬ。掌の柔かさは最も顔面を洗うに適しておる。手拭いなどのような硬いもので擦っては耐らぬ。かくの如く掌で静かに静かに撫で洗う事によって、皮下脂肪腺がふっくりとしていて、いつまでもその若々しさを保ち得るのである。あまり擦って一旦つぶれてしまった人は、下記の如くして、その回復を待たねばならぬ。それは、タオルを微温湯につけて、これを顔に当て、五分間ぐらい蒸す。かくすれば皮下脂肪腺が口を開いて自然に下から掃除が出来るのである。まただんだんと、脂肪腺が旧状態に回復して来て、小皺がのびて来る。かくて後タオルで擦ることなく、押さえるようにして水を払拭し、その上に女ならば薄化粧でもすると、滲み出した脂肪は、お白粉下の作用をなして、綺麗になる。この方法を度重ねておると、年老った人も段々若く美しくなる』

『髪は神界との架け橋である。あたかもそれは電線みたようなものであって、頭髪の多い人ほど神界との交通が盛んに行われるのである。そして髪の多い人ほど、天の使命が重大なのである。天の使命が重大なるほどまた苦労が多いものである。だから苦労の多いのは使命の重大なる証左であって、感謝すべき事である。老人になると天の使命がすくなくなるから、従って頭も禿げ、髪も少なくなってしまうのである。私は幾歳になってもこの通り、髪が少しも減らぬ。苦労も多い。使命も重大だ。頭髪は少なくともちょっとぐらいは伸ばしておくがよい。それより短いのはよくない。女に長命者の多いのは髪の長いおかげである。頭髪を度々洗うと命が短くなる、年に一度ぐらいが適当である。多くとも四回を越えてはならぬ 』〔 『水鏡 』 「頭髪と人間の使命 」 〕

俺の知る限り、髪が黒々としっかりしている最も高齢の男性(73)はこの人だと思う。非常に説得力のある頭髪をしている。

西勝造先生は禿げに対してこう述べている。

『人間が他の自然に生息する動物に比べて、食量が多いのも年をとるとシワが寄ったり、白髪になったり頭が禿げたりするのも、この煮たり焼いたりしたものを食べるためである。狐や狸、熊やオオカミに頭の禿げたものはいないし、鳩や鴉に白髪になったものを見た人のないのも、彼らが火食をしないからである。してみると、食物における正しい指導が、健康建設に大きな役割を演じていることが知られるであろう』

また、 西先生は、多くの人が朝起きたらお湯で顔洗いをするかもしれないけど、あれも良くないと言っている。お湯で顔を洗うと、ふやけてしまい、シワの原因になるから水洗いの方がいいと言っている。

同じく、とても説得力のある頭髪をしている甲田先生は、患者から「ハゲはどうやったら治りますか?」と聞かれて、「少食にして玄米を食べてれば治る」と言った。 しかし白髪がなくしっかり髪が生えていて、高齢でこうした髪をしている人は本当にかっこいい。まあ、顔自体があまりにも霊性に富んでいて普通ではないんだけど(笑)。

生涯、山から離れることがなかったラマナマハルシも、この通り。

まとめると、生玄米菜食に加えて、あまり洗わないということだ。あまりというか、年に数回しか洗わないのが理想のようだ。タモリやらたけしやら福山雅治やらは、髪はお湯洗いと公言しているらしいが、その程度じゃまだ甘いということだ。五木寛之や出口王仁三郎にしろ、こちらの方が説得力のある髪型をしているから、この人たちの言葉を信じるべきだろう。

基本的にホームレスなどの路上生活をしている人達はハゲは少ないと言われている。やはり、洗わないからだろう。

しかしずっと洗わないでいると気持ち悪いし我慢ならないという人もいるだろう。その気持ちは分かる、俺もこれを実践して1ヶ月洗わないと時期があったけど、あまりにも痒くてムシャクシャしてがまん汁を浴びたようにビチャビチャに濡れた状態で学校に行って、がまん汁と揶揄されたことがある。

しかし、最近はほとんど髪を洗わないが、ずっとサラサラしている。これは生玄米菜食をしているからである。油っこいものを一切取らずに、食品添加物や肉を一切摂らないでいると、サラサラした頭皮を維持できる。これこそ一挙両得というもので、金をかけていないのに次々と相乗効果が舞い込んでくる。というよりも、生玄米菜食は必須であり、これをしなければすぐに頭皮がベトベトになって続行は不可能になる。

今は週2回のお湯洗いだが、最終的に月に1回に移行する予定だ。何もしなければ綺麗になることは、この身体が既に証明している。風呂に入らない動物は人間よりずっと毛並みがいい。

俺の周りの友達も結構ハゲてきているし、白髪もまあまあ生えている。ハゲも白髪も全くない方が珍しいぐらいだ。30代で気の毒だ。人間はたかだか30過ぎたらハゲてしまうような、そんな悲しい生き物ではないと思う。昔の人たちはこんなにすぐハゲていたのだろうか?

最近は女の子も髪が薄い。1本1本が細い。芸能人ですらそうだ。女の子ほど一生懸命マメに洗うし、シャンプーもリンスもよく使う。

シャンプーやリンスは、よく流しても頭皮に残ってしまう。それが炎症の原因になる。頭皮が弱くなるし、金もかかる。つくづく人は自然主義でいなければならないと感じさせられる。

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