YouTubeでバーガーキングの大食い動画を見ていたら、フードファイターたちの食べっぷりよりも、供給が間にあう方に驚いた。
バーガーキング。美味しいらしいね。出前館をやっているとオファーがよく鳴るし、店舗に向かうと、いつの時間もすごい数の人が並んでいるから、本当に美味しいんだと思う。ものすごいでかいサイズというのが人気の理由らしいけど、炭火で焼いているから味も美味しいらしい。カウンターのメニューを見ると、その値段に驚く。まぁ割引クーポンやらで安くなるみたいだけど。昼の一食に、よくそんなにお金をかけて食うもんだと思う。美味しさを求めるなら、その昼の一食を抜いて、最大の調味料である空腹を利用して、夜に美味しいものを食べればいいのにと思うが。
しかし、本当にみんなグルメだ。食べ物には目がない。多少1000円くらいじゃ、ボーッと涎が出て、つい買ってしまうんだろう。買う気などなくとも、そこらの売店で、いい匂いがしている串肉や焼きそばなどがあると、つられて俺も買ってしまいそうになる。そのため貧乏となり、病気となり、破滅。およそこんなものが合法のもとに民草の手に入ることに開いた口が塞がらない口にハンバーガーが飛び込んできそうになるが。
やっぱり、美味しいものを食べたいんだなぁ、みんな。あんなデカいハンバーガー食べたら、あとで気持ち悪くなったり、しばらく消化にエネルギー取られたり、仕事どころじゃなくなると思うけど。目先に美味しそうなものがぶら下がってたら、買わずにいられなくなってしまう。それを買う人と買わない人がいて、選択の意思に委ねられているから、だから買う人の責任だと言われるみたいだが、俺は売る方の責任だと思う。あんなに美味しい匂いがただよっていたら買ってしまうよ。猫でも杓子でも買ってしまう。だから老子は言っている。「為政者は民の生活に必要なものだけを与え、決して民の欲を刺激するようなものを与えてはならない」と。俺は為政者の仕事なんてものはこれに尽きると思う。俺が総理大臣になったら食事のことしかやらない。輸入は全部廃止して、穀物と野菜と果物以外は食べさせないようにする。あとは何もしない。食事さえどうにかなればあとはどうにでもなるからだ。人々の欲望をコントロールするのは民ではなくて為政者の仕事だ。だから政治家が悪い。上に立つものが狂っているから下のものも狂っている。民を本当に愛しているなら変なハンバーガーなどは決して与えないだろう。平安時代などの肉食禁止令は、為政者が民を愛していたからだ。いつだって他人の欲を満足させることは愛ではない。
望めばいくらでも大量に安値で食物が手に入り、いつまでもこの状況が続くように思われるが、最近コメの値上がり、野菜も高くなっていて、自然の食品がやたらと高い。ジャンクフードや化学化合物は安い。なぜ白米より手がかからない玄米の方が高いのかもいまだによくわからないが。
俺は政治上の難しいことはわからないから、感覚的な話になってしまうけど、どこでも見る、大量廃棄されている食品を見ていると、どうしてもこれがいつまでも続くとは思えないのである。もし因果応報の禍が食糧生命にも及んでいるなら、我々はその咎をその身で清算しなければならない日が来るのではないかと考えてしまう。日月神示に書かれている通り、いっとき神は指揮棒を振って、地球の洗濯を起こすようにも思われる。ヨガナンダ先生に言わせれば、天災であれ人災であれ、それは地球上に住む生物たちの悪意が一定量に差し掛かると、磁場に干渉してハレーションを起こすそうな。
これからは、にっちもさっちもゆかぬ世となるから人民狂うなれど、この道縁ある者たちしっかりと褌締めて、縁ある者たちを導かねばならんぞ。まずは食う物無くなるゆえ、今のうちから対応して参りなされ。水も無くなるゆえ、大切にしなされ。奪い合いが多くなるゆえ、皆で取り決めて分配する仕組み考えなされ。金要らぬようになるから、今のうちに畑買うて、皆で耕しなされ。いよいよ、国も国として手つけられなくなるから、その時は、新しい世界みなで造る気持ちで、今のうちから準備なされ。金の要らぬ世の始まりじゃ。
獣、草木、虫けら、殺すでないぞ。みな大切にいたせ。何も食うなと申しておるのでないぞ。大切に生かしきれと申すのぞ。じゃが、食うと無くなるぞ。ようく考えて皆で歩まれよ。
裏切る者も多く出て参るなれど、ふるいに掛けられるから、ほっときなされ。よほどしっかりせねば、生きてゆかれんぞ。因縁だけの借金は返さねばならんのう。困った時の神頼みは、それだけの改心してからのこと。因縁だけ苦しみなされよ。苦しんで汚れ落として貰いなされよ。罰ではないのじゃぞ。神に罰はないのじゃ。因果であるぞ。人民、因果知ること大切ぞ。新し世の礎となるのじゃ。分かりたか。いよいよ、苦しくて嬉しい世の幕開けじゃ。あっぱれあっぱれ。
他国から流れ込んでくる食糧を頼りに生きるというのは自然に反する最も大きいもので、他の何においても、いちばんに正されなければならない問題である。正直、この地上の全ての問題は、身近な土地の自然な食べ物を食べるということだけで解決されるとぽくは考えている。
他国から輸入されてくる食品の流れ、流通を把握しているわけではないので、どういった取引がなされているのかはわからないが、まぁ、簡単に考えられるものでも、自然災害や、戦争おっ始めたとか、トラブルが起きた際、供給はストップされ、自国の安定を図る方が急務となるのだから、輸出は後回しにされる。
自分のことを自分で面倒みれない国は、それは人間という一個の単位に置き換えて考えてみてもわかる通り、破滅の一途を辿る。日本は世界でいちばん自然に富んでいる国で、神が住まう国であり、神国として世界をリードする立場にある国なのだが、現在は自然から離れた生活をしているためにその形を潜めてしまっている。
べつに、誰かを先導したり、たぶらかしたいわけじゃないが、おそらく今後、食料の危機が我々の最大の困難として直面してくると思う。
今でも、米不足とか、野菜の値上げとか、やたらと自然食品が手に入りづらくなっているけど、
我々は、めっぽう肉体には弱い。こと食べ物に関しては。他のことは何とかなっても、食べ物が手に入らなくなったら、まったく何が起こるかわからない。
だから、今のうちに食料を買い溜めておきなさい、などというつもりはない。むしろその反対である。
より少ない分量で済ませる方法は、誰もが持ち合わせていなければならないだろう。
今回、ワクチンが危険なんじゃないかと騒ぐ人も増えて、いつか臨界点を越えて勢力が反転するかもしれないように、時宜を得て世論の通説が真逆になることはある。食べ物だって、今バクバクと肉を食べている連中が、いつ自然愛好家になって、ナッツとレタス星人になるかはわからない。知識とはそういうものだ。そうなって、今度はみんなが自然食品を取り合うようになると、それはそれで供給不足となる。
だからやはり“小”の一字に尽きる。
一つはよく噛むこと。
ぽくはこれまでよく噛まないで、飲み込んでいた人間だけど、ぐちゃぐちゃの液状になるまで噛んで食べれば、いま食べている量の半分から3分の1で済むということを知った。これは全人類が見落としている最大の過失である。よく噛むこと。それ以上に我々ができる最上の方法はない。
よく噛んで食べる人は、いつも食事量が少ない。
今日、食べるご飯を、試しに、べちゃべちゃの液状になるまで、よく噛んで食べてみてください。すると、いつもの半分くらいでお腹がいっぱいになります。
そして、いつもより気分が爽快で、頭も良くまわり、食卓に着く前の軽快さで、食後もその場を離れることができるようになります。何より健康にとてもいい。
これは手間も金もかからず、健康にも甚だいいので、一番おすすめの方法である。
肥田先生も最終的には、
・食べ過ぎないこと
・よく噛むこと
の二点だけを言っていた。
食べ過ぎないように気をつけていても、食べてしまうのが人間だ。ベチャベチャの液状になるまでよく噛んで、自然に嚥下が働くまで、よく噛むようにすれば、気をつけなくとも食べ過ぎずにいられる。