出会い系「90人と出会って20人ほどやった体験談」 恋愛

出会い系閑話

友達: 「3年ぶりに出会い系やったんだけど、やっぱダメだねー。一応ホテル行ってセックスまで行ったんだけど、きつかったわ。一緒にいて苦痛で早く帰りたくて、相手の子は普通な感じで、礼儀正しくて、むしろ良い子だと思って、出会い系じゃ当たりだと思うんだけど、それでもきつかったね」

ちんこ:「相手いくつ?」

友達: 「30」

友達: 「一緒にいてきついってやばいよね。もう本当にずっと帰りたかったもん。ずっと帰りたいって思ってるしかなかった。これって俺たちだけなのかな? 一緒にいて苦しいっていう事実が、いちばん苦しく感じるわ」

ちんこ:「オードリーの若林が言ってたけど、お前と同じで、女と一緒にいるのがずっと苦痛だったんだって。ファミレスで話してても一時間いられなかったらしい。M-1で売れて、今じゃ不動の地位を築き上げて、たくさん言い寄られたりあるんだろうけど、それでも女と一緒にいるのが苦痛だったんだって。だから恋愛は無理だって諦めかけてたみたい」

友達: 「でも、最近結婚しなかった?」

ちんこ:「そう、それがね。ある27歳の女の人だったかな? その子とデートしているときに、『俺はもう40だからなぁ』『40越えてるから』『40だもんなぁ』って、何回か40越えてる発言をしていたら、その女の子から『それダサいっすよ』って言われたらしいのね。その言葉が強烈に若林の頭を打ったみたいで、デート終わったあとも、頭から離れなかったみたい。で、家に帰ったあと、LINEで、『俺、今から○○(相手の女の子)に、本気でアプローチしていくから、嫌だったら言って』って送ったんだって」

友達: 「意外に童貞っぽいアプローチするんだね、意外でもないか」

ちんこ:「ピュアだよね。人間の熱い部分がそのまま出てる。上手くやろうとしての言葉じゃないのがいいんじゃない?」

友達: 「上手くやろうとして出た言葉のような気がするけど(笑)上手くやろうとして下手に見えてるというか、頭で動いてる感じがするけどな。保険かけてるのかなんだかよくわからないけど、言わなくても言いようなこと言ってる気がするけど。『嫌だったら言って』ってところに逃げの感じも出ちゃってるし、俺は言わない方がいいと思うけどなぁ」

ちんこ:「まぁ、そうやって上手いとかかっこ悪いとか気にして、なるべく恥をかかないようにしたり、恋愛テクニック本のセオリーに固執するところが、俺らは問題がある気がするけど。かっこつけて上手くやろうとしてる感じが相手にバレてる方が良かったりする気もするけど。一周回って可愛く思えるというか、安心するんじゃない? どこまでも神経が行き届いている気がするのもねぇ」

友達: 「若林のしくじり先生の時のコメントめっちゃ面白いからね。あれほど秀逸なセンス持ってる人間が、そういうところ、あまり勉強してないのかなぁ? と思ってちょっと不思議に思っただけ」

ちんこ:「うん」

友達: 「つまり、お前の言いたいことは、『それダサいっすよ』って言ってくれるような女の子の方がいいってこと?」

ちんこ:「若林の相手の人がそのままお前に当てはまるとは思わないけど、お前に対してドカーンっとぶつかってこれる子がいいだろうね」

友達: 「まぁ、アプリで出会う女はぜったい言わないもんなぁ。俺も言わないし。今話した30の女とも、ぜったい言えない空気があったもん。一言でも言ったら終わるね。言う前からそれはわかるわ。この空気をぶっ壊す必要はあるなぁって前々からずっと思ってたんだけどね。なんかさ、こうやって出会い系でデートばっかしてると、お互い泣きじゃくって皿を投げ合ったり、タンス倒しまくったり、まぁそこまでは極端かもしれないけど、そうやって感情的にぐちゃぐちゃに溶け合う感じが必要な気がしてこない? 女もそれを欲しがっている気がするんだけど。だいたい長続きカップルってそういうカップルじゃない? 喧嘩したり別れたりやり直したり、会う度にドラマみたいになってる。でも、狙ってやろうとすると気持ち悪いしね。お互い寒い空気が流れるだろうし、やっぱりナチュラルにできないと、いつまでも、この粘っこい社交モードっていうの? 仕事の商談で会ってるような空間から抜け出せない気がして。ずーっとずーーっとデート中それを感じてた。でも、怒れないし、怒りたくないし、相手の欠点を口罵ったところで、本当に前進につながるのかな? とか思ったりして。でもやったことないからやってみたくはなるんだけど(笑)やる一歩手前までは行ったんだよね(笑)この空気をぶっ壊したいがために。こんなふうに血迷って女を中傷する男って居そうだよね? オタクとかはこういう傾向にあるだろうけど。頭で考えて進めようとするとこうなるよね。言う前に、『あ、ここでこの一言いったら終わるな』ってわかったから言わなかったけど。だから、若林とその女の子の間には、言える空気みたいなものがあったんじゃない? やっぱり無理な場合は無理だよ」

ちんこ:「そうだね、そうなんだけどさ、デート前に決めてかかってた言葉と、じっさいデートしてるときの言葉って違くない? 文章でいう、書く前に考えている言葉と、じっさいに書き出して出てくる言葉がぜんぜん違うように、人はそのとき生まれ出てくる言葉しか使えないみたいなんだよね。だから、やる前から考えたりしていることはぜんぶ無駄だったってことになる。俺はそんなことの繰り返しだよ。今こうして話している会話みたいに、そのとき生まれてくる言葉しか話せないみたいにね。こうやって女についてあれこれ話していたって、女の前に出れば、そのとき出てくる言葉しか使えなくなる。会う前にこうしようと決めてかかった姿勢を貫き通せたことなんて一度もないよ。無理して通したところで結果も散々だったし。でも実験してよかったとは思ってる」

友達: 「『それダサいっすよ』は、最適な一言だったのかもね」

ちんこ:「今、お前が俺に話していることを、そのまま彼女に伝えてやったら?(笑) そしたら風向きも変わるかもしれないよ? 逆にしたってそうでしょ。やっぱりデートから帰ってきて、急いで同性の友達に電話で語っていることこそ、お互い知りたいことなんだから」

友達: 「お前が俺の立場だったら言えんの?」

ちんこ:「ちょっと厳しいね」

友達: 「(笑)」

ちんこ:「俺は、広漠さにあるような気がする」

友達: 「広漠さ?」

ちんこ:「うん。なんというか、自由じゃん。こうして何を言ってもタブーにならない。善悪とか正誤とか置いて、俺たちは、世間でタブーとされている職業差別、女性差別、なんでも思ったこと口にしている。なんでもいいことになってる。今オレが『ちんこ』って急に言ったとしても、ありじゃん。『ちんこちんこちんこちんこちんこ!!!』って5分くらい連呼し続けたとしても、残心のないまま次の会話へ移る。5分だよ? 5分。5分って……。5分は無理でしょう。まぁ、そういう自由さがある。お前以外の人と話しているときは、だいたいタブーがある。会話中に一つ一つの穴に落ちる。この穴に落ちないで話し続けていると、ただの広漠さだけが残る。広漠だけを感じる。広漠。自由。ちゃんと息を吸える。なんだろうねぇ〜、この自由さは。この状態で恋愛できたら、成功しそうな気がするけど、それは時間を重ねることでどうとでもなるのか? なんかお前にプロポーズしているみたいで気持ち悪いね。ごめんね気持ち悪くて」

友達: 「俺も5分は無理だけどね。でも、このトーンで、話せるのは限られるかもね」

ちんこ:「お前は今、俺がこうして話している時の広漠さを、広漠のまま受け止めている。そういうことだと思うけど。ごめんね、本当に告白みたいで気持ち悪いけど、男でも、男友達でも、これができるのはお前くらいだから。女で見つけるとなると……、難しいだろうなぁって思う」

友達: 「じゃあ、お前は広漠さを感じる人としか付き合わない感じなの?」

ちんこ:「別にそうじゃないよ。ただ友情も恋愛もそれほど変わらないような気がしてね。だってお前しか友達いないもん(笑)『友情』というものを解剖したとき、『気が合う』というものを解剖したき、この広漠さで成り立っているんじゃないかなと思っただけ。タブーやストップが少なければ少ないほどいいってことかな。この定理から逆算して恋人を見つけようなんて考えはまったくないよ。まぁ、自分の都合のいい恋愛をしたいだけなんだって今、自分で言ってて思ったけど」

友達: 「セックス後のピロートークの時だと、ベッドの上でその広漠? がある気がするから、セックスに持ち込もうとしちゃうところがあるんだけど」

ちんこ:「俺と一緒だ」

友達: 「ちょっと違うかもしれないけど、今回も言えないことばかりだったよ。キスの時に口が臭いとか、これはまず言えないでしょ? 肉食いに行った後だから、歯磨いてほしかったんだけど、これは言っちゃった(笑)『歯磨いてくれない?』って言ったら、やっぱり引いた顔してた(笑)」

ちんこ:「よく言ったなぁ。言ってるじゃん」

友達: 「イヤじゃない? 食べたあと歯磨かないでキスすんの。まぁ俺もそこは潔癖症を自覚してるけど。で、俺が風呂入った後、なぜかその子風呂入らないんだよね。ふつう女が先に入って男が後じゃない? もしくは一緒に入るか。『風呂入ってよ』って言いたくなかったから、俺が先に入ったんだけど、そのあと入らないんだよね。『だから風呂入って』って言っちゃった」

ちんこ:「ふーん、言ってるじゃん。まぁその言う言わないは、ちょっと違うか。若林の件とは」

友達: 「お前は一日中デートして肉食った後、風呂はいらなくてもいい感じ?」

ちんこ:「俺は大丈夫かな」

友達: 「へー」

ちんこ:「そんなに気が合わなそうなのに、よくホテル連れ込めたね」

友達: 「車の中で必死に頼み込んだからね。『俺にとって身体の関係は精神的なつながりと同じくらい重要なんだ。今こうして話しているだけでも、もちろん楽しいんだけど、今日ここで次のステップに行くのと、次に会った時に同じステップを踏むのと、それほど違いがあるとは思えないんだよね。今は○○ちゃんと距離を縮めたい。まだお互いどこか固いというか、セックスした後だと、安心感というか、楽しさというか、心の状態が変わってくるんだよね。話したり、LINEしたり、買い物に行ったりするときでも、そういった何気ない普通のことが、セックスした後だと、もっと楽しめるようになる気がする』って」

ちんこ:「俺がホテル誘うときとまったく同じセリフで驚いたわ(笑)一字一句同じだわ(笑)どうなってんだこれは(笑)でもみんな同じらしいね(笑)面白いところでこれが、俺もお前とまったく同じセリフをアプリの女に言ったとき、笑われたことあるもん。『凄い。男の人ってみんな同じこと言うんですね(笑)この前会った男の人からも、まったく同じセリフを、一字一句違わずに言われたので、笑ってしまいました(笑)』って(笑)」

友達: 「(笑)」

ちんこ:「みんな同じこと言うんだね。口裏合わせてるわけじゃないのに。すげーびっくりしたわ。最初から最後までぜんぶ一緒」

友達: 「お前も言ってるんだ。距離を縮めたいって言葉はとくに言いたがるかもね。咄嗟に出てきちゃうわ」

ちんこ:「瞬間的に出てくるね。いちばん正当で、綺麗な言葉に聞こえるかもね」

友達: 「あながち嘘じゃないからね。一応こっちは本気で思って言ってるからね」

ちんこ:「一度でもそれを言われてセックスした女は、その度に笑っちまうだろうね。じっさい俺も笑われたし」

友達: 「でもね~、会った子、8年間彼氏いなかったんだよ。22歳のときに初めて男と付き合って、それから8年間、完全にご無沙汰。だからホテルに連れ込めたんだと思う」

ちんこ:「22から30までの8年間に彼氏がいなかったんなら、もっと面白くなっててもよさそうだけどね」

友達: 「ん? 女の一番大事な時期を、暗黒期として歯を食いしばって耐え抜いた時間が、さっきのお前が言ってた広漠さに繋がっててもいいってこと?」

ちんこ:「理解がはやくて助かるよ(笑)」

友達: 「それはねー、俺も期待してたんだけど、ぜんぜん感じられなかったね。その時期に8年彼氏がいなかったら、五芒星のバランスが崩れて、どこか一つにパラメータ全振り特化されててもいいと思ったんだけど、どこも尖った部分はなかったね。丸だね、丸。絵に描いたように普通の子だったわ。あれでしょ? 男も女もひどく鬱屈した時期を過ごすと、その分精神が成長して広漠になるって言いたいんでしょ? 俺もその理論にこれまでハズレはなかったんだけど、その子はぜんぜんだったね。」

ちんこ:「ただ彼氏がいなかっただけの8年か」

友達: 「現在進行系だけどね」

ちんこ:「にしてもよく喋るな、ベラベラと。なーにが話すことなかっただよ(笑)話すこといっぱいあるじゃねーか(笑)それを話せよ(笑)」

友達: 「話せるわけねーだろ(笑)ケンカになるだろ(笑)若林のとぜんぜんちげーだろ、『それダサいっすよ』は相手の成長のための発言になってるけど、これはただの悪口じゃん(笑)全否定だし、言われた方も解決のしようがないじゃん(笑)」

ちんこ:「片方が腹の中ではそんなふうに思っているのに、それでもセックスになるってことがすごいね。地球の神秘すら感じる」

友達: 「それは俺も思った。今話している会話の一滴でも耳に入ったら、次の日会社休んじゃうぐらいのタイプだと思うんだけど、それだけ180度人間が違うのに、とりあえずデートらしいデートやってれば、セックスできちゃうのが凄いよね。それなりのマナーを武装していけば、セックスまでたどりつけちゃうっていうね」

ちんこ:「セックスした後は変わらなかったの?」

友達: 「変わんなかったね。やっぱ8年セックスしてなかったからかな? 穴が塞ぎかかってた。親指が入るかギリギリの感じで、ちんこ入んなかったんだよね。どうやっても無理だったから、結局やらずに終わったんだよ」

ちんこ:「身体の相性も悪かったのか」

友達: 「俺のちんこがもう少し小さかったらよかったのかもしれないけど。一時間ぐらいかけて口説き落としたんだけど、セックスが始まってみると、磨いてない歯でキスしてこようとしてきたり、耳の中に舌入れてきたり、腕に噛み付いてきたり、ド淫乱もいいとこだったわ。もうそこまで行くと、何がしたいのか、何者なのかわからなくなるよね。そこまで一貫性がないと、こっちの方がわけがわからなくなってくる。たまってたんだなぁ〜って思ったよ。やっぱ女もたまってるんだと思う」

ちんこ:「かもね」

友達: 「うーん、でさ、ひとつだけ思ったのが、高学歴なんじゃないかなってことなんだけど」

ちんこ:「ん?」

友達: 「なんか話しててさ、解こうって姿勢が見られないんだよね。話してても、問題の深みに入らない、問題に興味すら思わない。いや、問題に出会ってないのかなぁ? 高学歴って解こうとするじゃん。難しい問題とか、クイズ番組とか、日常でいろいろに出会う問題を解こうとするじゃん。心の問題もね。その姿勢ができてるじゃん、高学歴って。少なくとも一度は立ち向かおうとする。でも低学歴って解こうとしないんだよ。幼少時から机の上のプリントを投げ飛ばして生きてきたから、会話の中で発生する疑問にもまったく立ち向かおうとしないんだよね。少なくともその30の女は全部そうだった。会話してても、「へー!」とか「ふーん!」で終わって、そこから疑問に移り変わって行かなかったんだよね。30でそれじゃそういうことでしょ。机上の問題も人生の問題も、全てすべり落ちていく。いや、席を立っちゃうんだよね。だからこれまでの経験から、高学歴とは、多少は話が合う気がするんだよね。これを言うのは恥ずかしいから誰にも言わないでいたけど、マジで思う。少なくとも高学歴に、この点でのハズレはいないと思った。もちろん俺は低学歴なんだけど」

ちんこ:「その女は低学歴なの?」

友達: 「うん」

ちんこ:「仕事は?」

友達: 「高卒で、工場で刺し身にタンポポ載せてる」

ちんこ:「うーん、恥ずかしくて誰にも言えないお前のいちばん正直な部分がそこか。高学歴理論か。うーん、そこを正直に女と話すって難しいね」

友達: 「差別なの? これ。普通に冷静に分析していって、いちばん最後に純粋に残ったものだから、まったく悪感情は持ってないんだけどね」

ちんこ:「高学歴理論が、いちばん最後にお前に残ったものなんだ」

友達: 「うん」

ちんこ:「まぁ例えばさ、こうやって男女差別や職業差別を餌にして会話を楽しんでるわけなんだけど、その楽しんでる会話すら、広漠の中に沈み込んでるんだから別にいいんじゃないって思うんだけどな。こんなの、みんなどこかで思うわけじゃん? 最低だからということでフタをしてるけど、思うことは思うわけじゃん。思わない人もいるかもしれないけど。別にこんなことを一生懸命温めて発信したいなんてこれっぽっちも思ってなくて、広漠さの中で気づきを交換してるだけじゃん。どこの穴に落ちることなく、気づきを気づきのまま話し続けて、ストップがかからない。それだけのことじゃん。だってお前なんとも思ってないでしょ? あれはいけない、これはいけない、ストップが入らないでしょ? それはそれ、お前の考えって放っておいてくれるでしょ? 少なくともこの感覚くらいは持ってる女じゃないと、俺は厳しいと思うけどね。ストップだらけになっちゃう。俺は、今のこの会話を頭から終いまで聞かせて、それでもいい、それがいいって思ってくれる子を探せばいいと思うけどな。これがお前なんだから。お前今どんだけ話したんだよ。ベラベラベラベラ馬鹿みてーに気持ち悪いこといっぱい話して、人間、正直になればこれだけ話せるってことだよ。30の女と話した量の10倍は話したでしょ? 俺はお前のこの部分が好きで友達でいるんだから。この部分で繋がったら強力だと思うけどなぁ〜。アプリのプロフィール欄に今お前が話したこと書いときゃいいじゃん」

友達: 「それはないでしょ(笑)」

ちんこ:「(笑)」

友達: 「女とこんな話もしたくないけどね」

ちんこ:「まあね」

友達: 「で、さっきも言ったけど、言おうとしても言えなくね? 言う前からダメっていうのがわかるんだよね? 肌で、あ、これはダメなやつだって……。今こうして話している感じと、頭から空気が違うもん。これは慣れなのかね? 一緒に過ごしている時間が長ければ、培われていくもんなのかね?」

ちんこ:「それは、人間関係は先天的なものか後天的なものか、という大きな問いにぶつかってくると思うけど、アドラーは100%後天的なものだと言ってた気がするけど。でも、若林でいうと、『ダサいっすよ』って言ってくれた女の子と結婚しているし、そういう意味じゃ、先天的なような気がするけどな」

友達: 「でも、お見合いで結婚した昔の夫婦、ほとんど離婚してないじゃん。よくわかんない相手といきなり結婚しても、うまくいってるじゃん」

ちんこ:「そうなんだよね」

友達: 「まぁ、マッチングアプリで結婚した夫婦は、離婚率がめっちゃ少ないらしいけどね。やっぱりあれだけたくさんの候補から、絞って絞って絞りまくったんだから、納得だけど」

ちんこ:「じっさいに会って、言っていくよりも、はじめから自分はこういう人間ですっていうのを知らせておくのがいいと思うけどな。芸能人のファンとかもそういうことでしょ。YouTubeかインスタとかでも何でもいいけど、まず自分のいちばん自分らしい部分を載せて、それを見てもらうのが、今の時代はいちばんいい気がするけどな。それでダメだったら、たぶん実際会ってもダメなんだよ。話はずっと早くなるよ。好きになってもらおうとあれこれ策を弄すより、その人がいちばんその人らしい行動をしているとき、いちばん好かれるもんだと思う。男の友情にしたってそうだよ。結局、アプリで会っても、『お互いが誰なのかわからなかった』ということになってるし。少なくとも、ほんとうの意味で、自分はこういう人間ですってアピールは必要だと思うな。結果まではコントロールできるもんじゃないけど、それはやらなきゃなって思う。そうしていると、多くの人は離れていくけど、興味持って近づいてきてくれる人がいたりするんだよ。 YouTubeやってたら3人くらいから女の子に興味を持たれたことあったよ。あんなに気持ち悪い、今話してるような気持ち悪いことばっかり発信してんのに。 まぁ結局どれも実を結んだわけじゃないし、4年やって3人だから(笑)、数で言えばアプリの方がずっと効率は良いんだけど、ちゃんと自分をさらけ出して、それでも近づいてきてくれる女の子と会ってる時の方が楽しかったよ。男とも会ったけどね(笑)別にお前にYouTubeやれとは言わないけど、自分が何をしたいのか、何に燃えているのか、どうなりたいか、どうありたいか、ちゃんとそこを言わないと、いったい誰が、何を話しているのか、わからなくなってきてしまうと思う。だから何も話せなくなってしまうんだと思う。何も始まらないんだね。少なくとも、そうすれば、たくさん話せるようになるような気がするけどな。まずは決定的に自分が正直になることで、少なくとも、自分の方が話せるようになると思う。自分が自分らしくやってる行動が、いちばん婚活になると俺は思うけど。婚活のためにYouTubeやってるわけじゃないんだけどさ」

友達: 「YouTubeやりたくないけどね」

ちんこ:「『当人が偉大になればいい。そうすれば恋のほうから必ずあとについてくる』ってエマーソンが言ってたけど、これは抽象的もいいところなんだけど、なんかしっくりくるんだよね。別にそんな経験は一度もないけど、なんかしっくりくる。きっと、同じことで悩んでいる人は多いと思う。合わない、合わせられない。やっぱり自分が悪いのかなって。俺だってこうして冷静に相談に乗っているようでいて、やっぱり渦中に入ると簡単に自分を見失うよ。何もわからなくなる。やっぱり自分が悪いのかなと思いたくなる。別にYouTubeやれとは言わないけど、ちゃんと正直に自分を出していくことがいちばんの婚活になると思うけどな」

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