最近思ったことだが、どうやら俺が生活の中で直感したことだったり、思想だったり、哲学だったり、スピリチュアルだったり、笑いだったり、そんなことよりも、生活そのものの方に興味を持たれているらしい。
俺? 俺なんてもんは大した生活してねーよ。
マブラブ
出前館
んでもって、最後は食事のことだ。
前言を撤回するようだが、黙って済ませられたことだが、あえて言わせてもらう。言うことにした。黙って食ってしまおうと思ったけど、黙らないで食う事にした。これは俺のけじめだ。俺は変わる。変わると決めたんだ!
だから言う。俺は明日、温泉のそばを食う。ずっと気になってたんだ、あの温泉のそばを食うことを。
じつは俺は、毎週一回銭湯というか温泉に行っていた。そこで1週間分の垢を落としている。基本的に風呂は一週間に一回。一週間に一回だから、ちょっとぐらい豪勢でもいいだろうと思って、一回700円で温泉に入っている。ニート様さまだ。
これから暑くなるから、そろそろ冷たいシャワーでもいいと思っているが(ガスは契約していないから、冷たい水しか出ない)、だからまぁこれからは家のシャワーで済まそうと思っているけれども、寒い時期は1週間に一回、温泉に行っていた。でもって、その温泉のメシがめちゃくちゃ美味いんだな、これが! 焼きそばが450円なのにめっちゃ美味くて、俺は温泉に行くと、たまに焼きそばを食っていた! 普通に焼きそば専門店より美味いから、まいっちまうんだわ(笑)んで、焼きそば以外にもたくさんメニューがあるんだけど、焼きそばがあれだけ美味いってことは、そばもうめーと思うんだわ。ポテトひとつ注文してもめっちゃ美味かったんだからな。俺が無類のそば好きだってことはみんな知ってると思うけど、じつはというと、俺は近辺のそばは大体食べ尽くした。食べログの人気なところ、1時間かけて、3時間しか営業していない、山奥の、綺麗な水で作られたそばというのも食べに行った。確かに、そういうそばは匂いからして違った。チェーン店のそばと全然違う。もちろんこれらは、常に、最後だ、最後だ、と言い聞かして、食い納めの最後としてやっていた。
しかしだ。この温泉のそばを食べなければ終われない気がする。というのも、一週間に一回行くから、目に入ってしまうのだ。それだけじゃない。俺は一週間前、この温泉で焼きそばを食ったとき、来週そばを食って終わりにしようと決めた。そして、その来週というのが明日なのである。俺はいつも金曜になると温泉に行く。
俺は1週間前に、温泉のそばを食うと決めていた。美味いかまずいかわからない。そばはまだ食ったことないから。つまり、一週間前の自分との約束を果たさなければ終わらせられない。ふざけて言っているわけじゃない。ほんとに正真正銘。これが最後で。確かに昨日、俺はこれからは玄米生活へ移行すると言った。すべてを終わらせると言った。終わらせたと言った。しかし、1週間前の俺は、明日そばを食べることを約束していたから、1週間前の俺との約束を果たさなければならない。まぁ、屁理屈だが。早さで言えば、一週間の約束のほうが先行の約束だから、こっちの方を優先してもいいかなと思った。なんてね。本当は食いたいだけかもしれないが、仕方ないのである。いいだろ? そばの一杯くらい。どうしても気になってしまう。これは後で追加した事項ではなく、ずっと決めていたことで、忘れていただけだったのだ。
ほんとにこれで最後だから信じてほしい。別に信じてくれなくてもいい。俺が勝手にやってることだ。読者の信頼なんてどうでもいいと思っている。俺は書く事によって、救われたから。ラザニアもミニストップのアイスも、ブラッドオレンジジュースも超えられた。まだ時間が経たないと、本当に超えられたかどうかはわからないが……。やっぱり良くないかな? 前言撤回になるのかな? でも、俺としては、前言撤回になるとは思っていない。いや、思ってる。あんまり、こんなことが続くと、本当に信じてもらえなくなるから、俺だって言いたくない。しかし、あえて言っている。こんなことは、黙って明日そばを食べてしまえば、誰にも気づかない。でも、あえて俺は言う。
何より、これから証拠として、玄米以外のものを食べたときはすべて写真で収めて、今日は玄米以外のこれこれを食べましたと必ずブログで報告することを約束する。そうでなければ、俺は変われない。 俺は本気で変わろうと思っている。俺だって、自分でこれは何のためにやっているのかわからない。ただ自分で勝手にリスクを負わせている。そのリスクだって一日で破った。まぁ、今回は一週間前の約束ということで多めに見てくれや。本当、本当に、これが最後だからな。だが、ひとりで抱え込んで、1人でやっていると、俺と言うのは、実はどうしようもないほど甘い生き物で、一人暮らしニートをしていると、誰も注意する人間がいないばかりでなく、見る人間がいないから、どこまでも、どこまでも、堕落して行ってしまう。あまりにも、堕落したあの部屋は、いるだけで堕落してしてしまうから、俺は毎朝開店と同時にタリーズに行くのだ。働いている人、店員、OL、学生、彼らと空気を共にすることで、活力を取り戻すことができる。あの部屋は俺を苦しめる。暴飲暴食してしまうのは、あの部屋のせいだ。
俺は自分に甘く、ミニストップのアイスより甘く、サーティワンのアイスより甘く、どうしても自分1人だと、なんでも自分を許してしまうところがある。タッチでいう上杉達也みたいなもんで、彼はボクシング部に入部していた時は、才能はあったものの、KOできるチャンスをみすみす見逃して、判定勝ちを収め、そこでキャプテンから転部を命じられた。「お前は個人の戦いだとすぐに怠けてしまう。べつに負けてもいいやと思ってしまう。野球をやれ上杉。チームプレイなら、お前は手を抜けなくなるだろう」。上杉達也はしっての通り、野球に移行してからは、たった2年で全国制覇を成し遂げた。キャプテンの言う通り、仲間に敗北を与えたくないという責任感が、彼の潜在能力を芽生えさせたのである。
俺は明日、いつも行っている温泉のそばを食う。
不思議なことに、俺は昨日あれだけ食べたかった。ラザニアとブラッドオレンジジュースミニストップのアイスを食べたいと思っていない。その三大勢力は、均衡しているように見えて、ミニストップのアイスだけが頭2つ分ぐらい抜けていた。昨日はけっこうミニストップのアイスを食べたいと思っていた。不思議なもので、アイスというものは、1つ食べると、もう一つ食べたくなってしまうのだ。しかしこうして朝起きてリセットされたら、今はまったくアイスを食べたいと思わない。今は午前10時タリーズでこの文章を書いているが、今はまったく食べたいとは思わない。 そして今は、温泉のそばを食べたいとも思っていないのだ。しかしこれはケリをつけなければ次に行けないから、やはりここはケリをつけたいと思う。やめろと思うかもしれない。また明日そばを食べてしまったら、また恐ろしい地獄の始まりだぞ、変わるんじゃなかったのか? と思うかもしれないが、明日で最後だ。
ちなみに、明後日は、仕事の日で、利用者さんの一人が手術で入院していたけど、その復帰ということもあって、たぶん、復帰祝いということで、別の利用者さんが、色々とお菓子を持ってくると思う。だから、俺もそれなりに食べる事になると思う。それはそれでいい。そういう時、誰かからもらったものは、食べる。利用者さんからもらったものは、あまり捨てたいとは思わない。中村天風先生は、もらったものでも捨てていた。大きい魚をもらったとき、「もらったものは私のものだから、私の自由だ」と言って、その人の目の前で魚を捨てていたらしいが。
予定では、5月19日 温泉のそば
5月20日 利用者さんからもらう食事
5月27日〜5月28日 実家で夕食
6月は、
6月3 利用者さんからもらう食事(+利用者さんの誕生日パーティーだから寿司とケーキ)
6月10 利用者さんからもらう食事
6月17 利用者さんからもらう食事
6月22〜23日 実家での夕食
6月24 利用者さんからもらう食事
ということになる。
これだけ見れば、テメェけっこう食ってるじゃねーか! って思うかもしれないが、よく考えて欲しい。
5月はもういいとして、6月は6日間だけ。残りの24日はすべて1日一食玄米なのだ。しかも6日間だって、せいぜい、利用者からもらう食事と行っても、ケーキ一切れや軽いお菓子、みたらし団子、まぁおばあちゃんがくれるお菓子だ。実家に帰った時は、母が作った夕食を食べているが、それは美味しく食うべきものだろう。仕事の都合で月に一回帰って、夕食だけ食べている。基本的に朝も昼も食べないことは伝えているから、実家に帰った時も夕食しか食べない。別に食わないからなんだっちゅー話だが、ここで俺の思想を言い尽くす気にはなれない。
まぁ、約束以外のもんを食ったときは、食ったものを必ず載せる。そうしないと、俺は変われないだろう。