出会い系「90人と出会って20人ほどやった体験談」

出会い系で出会った149cmの26歳の女との体験談

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また出会い系の女と会った。87人目かな? 149cmの小柄な女の子だった。かなり細い。出会い系は10人会えば、9人はデブだから、これは大変珍しいことだ。俺は87人会って、3人くらいしか細い子をみたことがない。

ピンクのセーターを着て、ふわふわした茶髪で、女の子らしかった。年齢は26だったので、 可愛い女の子と称するのもギリギリだ。ゆるいセーターを着ていたから、おっぱいは大きいのかよくわからなかった。

4つか5つぐらい口の周りにニキビがあった。口の周りにニキビができるということはよく食べるからかもしれない。よく食べる人は口の周りにニキビができやすい、とネットで見たことがある。そして化粧が濃い。ニキビをファンデーションの厚塗りで隠そうとしていた。だから化粧が濃かった。ニキビが白く浮いてボツボツしていた。

26歳なのに、頬の肉が少し垂れており、カバみたいだった。下を向くと顕著で、顔を上向きにして(背が低いので、相手に対しては見上げるようになる)ニコッと笑った時はとても可愛く、頬の肉が気にならなくなる。色々いったが、かなり可愛いことは確かだ。

ディズニーのラプンツェルが好きだといっていた。そして不思議なことに、この子の顔はラプンツェルに似ていた! ラプンツェルを敬愛して、ラプンツェルのことばかり気にしていたら、顔は似てくるのか? 

「ラプンツェルに似てるね」といったら尋常じゃないくらい、うれしがっていた。一番うれしいといっていた。この子にとって、それだけラプンツェルの存在は大きかったのだろう。これは、この世界の不思議なところだが、ある対象になろうなろうと、ひたすら願い、そのイメージが潜在式に落とし込まれていくと、例えそれが二次元のキャラだろうと、顔が似てくるらしい。俺もやったことがあるから、気持ちがわかった。

 

お昼にコメダでコーヒーを飲んだ。コメダはなんでも品が大きい。1つの品を頼んでも2人で食べられる。つまり安く済ませられる。俺は出会い系の女の子と食事をするときは、コメダにすることが多い。食事は1品で間に合うし、飲み物も他のカフェの倍のサイズで出てくる。あと、お通しでピーナッツももらえる。ソファの座り心地はデニーズの方が断然いい。

 

その子は、ワンピースのゾロが好きといっていた。ペアーズのコミュニティにワンピースが好きだと書いてあった。西野カナも好きだと書いてあった。つまり、どこにでもいるドノーマルな人間ということだ。これでEXILEも好きだったらパーフェクトだ。ノーマル過ぎて、逆に馬鹿にされているような気分になってくる。

ハンターハンターだったらわかるが、ワンピースが大好きという人間は底が浅い。たしかにワンピースは素晴らしい漫画だと思うが、頂上決戦以降はあまり面白くない。ワンピース信者は、つまらないことしかいわない。これはお約束だ。会う前からそれに対しては覚悟していた。

「ゾロが好きなんだー、じゃあ今日は、片目潰してくればよかったなー」

といったらウケた。その後、

「ゾロって、再結集後に、なぜか片目が怪我してますよねー」と返してきた。最低の返しだと思った。

プリズンブレイクを2周見たといっていた。あれは確か5期まで?あったと思うが、全部見たらしい。全部みれば100時間はあっさり越える。それを2周見たというのだ。そもそもプリズンブレイクは1期しか面白くない。2期3期4期になるにつれてどんどんつまらなくなっていく。ただ、1期を見てしまえば、全部見たくなってしまうからしょうがない。俺も結局全てのシーズンを視聴した。だが、2週目も全てのシーズンを見るというのは異常だ。

「俺も今日、全身にタトゥーいれてくればよかったかなー」といったら、それもウケた。 特に返しのコメントはなかった。「コメダから脱獄するんですか?」ぐらいの返しがあってもよかったと思う。

小倉トーストと、ピザトーストどっちがいいと聞いたら、ピザトーストといった。女の子だったら小倉トーストと言いそうだから意外だった。ピザトーストもコメダはでかい。半分に分けて食べたが、それでも大きかった。にも関わらず、この子は残さず食べきっていた。大体の女の子は残すから、いいことだと思った。だが、やはりよく食うから口の周りにニキビができるんだろう。

味噌カツが好きだともいっていた。小柄で細い女の子っていうのはよく食べる子が多い。反対にデブは食が細い。誰も見ていないところでは、よく食べるのかもしれないが、少なくてもデブと食事に行くと全然食べようとしない。逆に細い子は例外なくとても食べる。また、デブは食うのが遅く、細い子は早い。早く食べると太りやすいはずだが、出会い系では全く逆の現象が起こる。

 

 

カフェでデートした後は公園を歩いた。そしてその後は、家電量販店の中を歩いた。なぜデートで家電量販店を歩いてるのか、よくわからなかったが、公園を歩いても何もなさすぎて。会話のネタも見つからなかったので、俺の得意な家電屋さんなら、話が広がると思った。公園も家電屋もコメダの隣にあったので移動しやすかった。やっぱり立って動き回るというのはデートには必要だ。

デートは相手が喜びそうな所に連れていくのが鉄板かもしれないが、俺はその必要はないと思っている。相性が合えばどこでも楽しい。家電量販店という自分の得意な場所の方が、俺はよく喋れる。一番最初のデートは、女もあまり話さない。本当は色々話したいけど、上手く話せなくて、男側に話してもらいたいと思っている。だからたくさん話してあげた。

女の子と初めて会うとき、女の子がたくさん話してくれるとすごく楽に感じる。初めは、自分が話すよりも相手がたくさん話してくれると嬉しい。それは男女共通の心理ではないかと思う。

もちろん、人間は、特に女の子は話すことが大好きだから、女の子にたくさん話をさせるというのは鉄板で、大体の恋愛テクニック本は聞き役に徹して女の子にたくさん話をさせろと書かれている。

実際、ある女の子と飲み屋で初対面し、3時間の間、ずーっと女が話をして、俺は相槌しかしなかったことがあるが、その子から、明日も飲みたいといわれたことがある。

話すか、聞くか、どちらで行こうか迷ったが、最初は相手が固いから、家電量販店のようなデートらしいコースでなくとも、自分が話しやすい場所で勝負をかけてもいいと思った。

 

 

 

 

家に帰ると2時間たっても3時間経ってもLINEの返信はなかった。

家電量販店に連れていったのがまずかったのか、俺の会話が悪かったのか、単純に俺のことがタイプではなかったのか、わからないが、出会い系というのは、こんなことの繰り返しだ。

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