最近、知り合いから25歳の介護士を紹介された。
出会い系ではなく、リアルな人間生活から発生したものだから新鮮だ。
25歳の介護士というのは本当に恐ろしい物件で、婚活市場最低の価値である。栄養士や保育士とどっこいどっこいだが、栄養士は料理が美味しそうだし栄養のことよくわかっていそうだし、保育士は子育てがうまそうだ。
介護士は自分の親の面倒を見てくれるような気もするが、今は相手の親と一緒に住むということもなくなっているので、そういう旨味はない。
俺も別に変な嫁に自分の親を見てもらいたいと思わないが。
介護士になりたくてなる女はいない。
高校卒業後に専門学校も大学も行かず、何も考えず即席でなれるからなるのだ。
派遣や工場の仕事も即席で就けるわけだが、給料も変わらないし、女子力が低い。
臭い作業着を着てパンを並べている姿は、白石麻衣のような顔をしていても、手から小麦粉の臭いがしそうだし、一生結婚できない女のオーラを放つだろう!
介護士は大きな病院に就職することは可能だし、医療専門職だったり医者とお近づきになれるかもしれない。医療保険や介護保険が母体になっているので潰れる心配もないし、寝たきりのおじいちゃんおばあちゃんのお世話をしてるのは健気に見える。
5年10年やってれば介護福祉士やケアマネージャーになれるチャンスもあるし、福利厚生もしっかりしている。
だが俺が知る限り、若い介護士にマトモな奴はいない。
頭の中は米津玄師とONE OK ROCK の事ばかりで、耳にイヤホンをつけていられない状態をもどかしい顔をして仕事をしている。
手取り14万の給料が入ると、若くて気力があるので北海道まで街フェスに繰り出し、金曜の夜行バスでディズニーに行く。
8割以上の確率でオタク気質で、平日の仕事終わりは家に直行して、厚着をしてコタツでみかんを食いながらラブライブを見る。
家から職場は自転車で20分ぐらいなのに、200万の軽自動車をローンで買う。運転に自信がないので、変な安全装置や駐車のときに後ろが見えるオプションまで買ってしまう。運転に慣れた3ヶ月後には使わなくなるが(笑)。
自分が低収入なので、なるべく収入が高い人と結婚したいけど、どうせそれも叶わない、、といったふうに、宝くじ当たらないかなと、ぼんやりした顔をしていつも生きている。
俺の経験上、介護士と保育士は「宝くじ当たらないかな」という口癖が本当に多い。
「宝くじ当たったらどうするの?」と聞くと、とりあえず貯金してそのまま働くと言う(笑)。
退職する勇気も、やりたいことも、何もないのだ。
出会い系で多くの介護士を見てきたけど、夢や希望ややりがいだったり、自分を成長させようとする意識が極端に低い人間が多い。
これまで学校で、勉強もスポーツも何も頑張ることはなく、流されるように生きてきて、未だにそれが続いている。
アルバイトの延長のような感覚で仕事に就いている。
同じ出会い系でも公務員試験に受かるために頑張っていたり、学校の先生だったり、大手企業や、研究職、国立大の大学生、特に自転車が好きで業界最大手の自転車会社に就職した女の子は眩しかった。
営業マンの女の子もやはり違かった。
難しい職業に就くために戦い抜いてきた人は、その仕事に対して愛を持っているし、顔が違ってくる。
介護士と医療事務と歯科衛生士はみんなクソみたいな顔している。
仕事にやりがいも愛も持っていないので、早く結婚したがっている。
同じ介護士でも50過ぎのおばさん介護士はまるで違ってくる。
子育ても全て終えて、それでもまだ誰かのために何かしたいという思いが残っていて、いや、むしろ強まり、純粋な思いで仕事をする。
施設内の模様作りも、誕生日のプラカードを作るにしても、繊細でで愛に溢れた仕事をする。
全てにおいてめんどくさいという感情がないようで、自分がされるよりも、誰かのために何かをすることに喜びを感じているようだ。
若い女の子にこういうところはない。
シロノワールとチーズタッカルビのことで頭は中は大忙しだ。
だから介護士はおばさんがやったらいいと思う。
と言っても、お風呂介助のような重労働もあったりするのでなかなかそううまくはいかないが。
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