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『顔疲れてない?』といわれて怒る女

投稿日:2020-11-20 更新日:

しまるこ「その人とはなんでダメだったの?」

りり「『顔疲れてない?』っていわれて」

しまるこ「え?」

りり「普通に話してたら、『大丈夫? 顔疲れてない?』っていわれて」

しまるこ「イヤだねーそれは」

りり「イヤですよね!」

しまるこ「うん」

りり「デリカシーないですよね!」

しまるこ「うん」

りり「変ですかね?」

しまるこ「変じゃないよ」

りり「それが決定的だったと思います!」

しまるこ「なるほど。確かにいわれたらイヤかもね。体力奪われるっていうか。いったところで解決するわけじゃないし。ただテンション下がるだけだしね」

りり「そうなんですよ! 女の子に向かって、顔疲れてるってデリカシーないと思いませんか?」

しまるこ「思うよ。人の気力やガッツを奪うような発言は、何がなんでも避けるべきだね。過程でその言葉を使う必要があっても、最後はハッピーエンドに向かわなければならない」

りり「向こうは私の仕事が大変だってことをしってて、それで、わかってあげられるよ的な、『共感』を攻めてきたとは思うんですけど」

しまるこ「共感か」

りり「共感です」

しまるこ「『疲れてない?』だけでも腹立つのに、『顔疲れてない?』はピンポイント過ぎるかもね」

りり「ですよねー!」

りり「オタクにありがちなんですよ。誰もわかってない君のつらさを俺はわかってあげられるよ的な、俺は陰の道も生きてきたから、そういう部分をよく知っている。リア充が見過ごしてしまう部分を、俺はわかってあげられるよ的な、リア充を出し抜いた気でいるんですよ」

しまるこ「ライトノベルの主人公みたいだね」

りり「あと、私の友達も出し抜いた気でいるんですよ! 脳の代わりにパンケーキが入ってるような同性の友達じゃ、君の気持ちわかってあげられないだろう的な?」

りり「リア充も女友達も、『顔疲れてる?』なんて、いわねーよ!」

しまるこ「(笑)」

りり「思ったことを何でもいっちゃうんですよ。女の子と会話するのが慣れてないから、無言に耐えられなくて、ピリッとしたエッセンスあることをいって取り返そうとするんです。女の子をハッとさせたくて」

しまるこ「ふーむ」

りり「ラノベとかで、いかにもいいそうじゃないですか。『おい、お前顔疲れてるぞ』とか。進撃の巨人のリヴァイ兵長とかがいかにもいいそうじゃないですか。たぶん、あそこからきてる。進撃の巨人が基準になってる」

しまるこ「進撃の巨人が基準になってるって、どういうことだよ(笑)」

りり「進撃の巨人で、リヴァイ兵長が『おい、お前顔疲れてるぞ』っていって、サシャが頬を紅く染める。あそこからきてるんですよ。それはそれでいいんですよ。戦いに次ぐ戦いで、あんなでっかい巨人と戦うんだからそりゃ顔も疲れますよ! そういう場合はいいんですけど、カフェでお茶飲んでる最中に普通いいます!?」

しまるこ「(笑)」

りり「普段やってない色を出そうとすると、漫画やアニメから持ってくるしかないんですかねー? まぁ、だいぶ昔に、ノルウェイの森が流行ったころは、けっこうな男たちがワタナベくん化したというし? 目の前のリアルな気配より、理想の世界に生きてしまった弊害というか? まぁ、コミカルに私をイジりたかったんでしょうけどね。そうイジりたかった! あいつは私をイジろうとしていた! もっと上手くやれよ、イジリー岡田ももっと上手くやるわ! 男と女っていうのは不思議な空間ですよね。さあ、これから恋しましょうっていう空間で出会うとなると、つい『顔疲れてない?』って口走っちゃうもんなんですかね? 余裕を見せたかったんですかね?」

りり「聞いてます?」

しまるこ「聞いてるよ」

りり「あたし変ですか?」

しまるこ「変っていうか、よくしゃべるなと思って」

りり「そうですか?」

しまるこ「うん」

りり「……」

しまるこ「で、『顔疲れてない?』っていわれて、なんて答えたの?」

りり「ちゃんと三食食べて、バッチリ睡眠取ってますって答えました」


りりちゃん(25歳 メス)についての記事はこちら↓

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