ドトール観察記 Uncategorized

ドトールで週に2日だけ働けば全ての悩みが解決される

f:id:simaruko:20190406181437j:image

あるヘルパーさんが20年間介護の仕事をしてきて一度も辛いと思ったことがないと言った。他人の下の世話や料理、オムツ交換、お風呂介助などをたった1度も苦痛に思ったことがないとのことだった。全く嘘をついている様子はなく、正直者にしか醸し出せない淡々とした調子でいった。

林修先生も塾講師をしてきて、20年間全く苦労したことはないと言っていた。村上龍も小説家になってから一度も辛いと思ったことはないと言っていた。

これは大変貴重な証言である。実はかくいう俺も、今のところ、週に1回だけ自営で訪問リハビリの仕事をしているが、一度もつらいと思ったことはない。サラリーマン時代は本当につらかった。

 

しかし、それにしても、冒頭のヘルパーの人に限っては考えられない。他人のうんこの世話を毎日やるとは凄まじい。風呂介助なんてとんだ重労働だろう。俺にはとても耐えられそうにはない。それを20年間、全く厭わずやり遂げる人がいるのだ。絶対にその人はその仕事をやった方がいい。やはり人間には天命というものがあり、成すべきことを成している限りは苦痛を受けないのだろうか。

 

日本人は真面目だなら、難しいことがあったり、上手くいかないことがあっても、やり遂げようとしてしまう。これは試練だと考えたり、コツが掴めるまで我慢しようとか、順応する方へ努力を固めようとする。これも立派で尊敬に値し、大変涙ぐましいが、俺は人生の大部分をこういった時間に費やしてきて後悔している。

今の仕事をしていて思うことは、できることしかできないということだ。どう考えても、苦労と思わず淡々とこなせる人と同じ土俵で戦って勝ち目がない。

もっと小さな世界な話をしよう。うちの親は、きっちり3食丁寧に料理を作る。3時間ぐらい下ごしらえして、7品目くらい作る。1日に3時間も4時間も料理をするのはきっと多くの人にとっては苦痛に違いないが、うちの親は淡々と毎日、苦痛を浮かべずひたすらこなしている。人間は、苦労と思わないことをするのがいいんだろう。それが幸せになれるコツだろう。

 

しかし、現状、生きていくためにやりたくない仕事を余儀なくされている人ばかりだろう。そういう人はどうすればいいかというと、生活費を限りなく落とすのである。支出を減らせば稼がなくてもよくなる。

俺は現在月に6万円以下で暮らしているが、そういう人が昨今増えてきている印象がある。色んなブログを見ていると6、7万で暮らしている人はまあまあいる。5万円以下の人だっている。山に小屋を買って暮らしたり、田舎の集落で、家賃一万円以下の古民家を借りて暮せば、3万円以下で暮らすことも可能らしい。

みんな、1人暮らしをするためには、15万円から20万円必要だと思っているから苦しいのだ。嫌な仕事をしなければいけなくなるのだ。人間は月にせいぜい6縲鰀8万ぐらい稼げれば充分なのだ。つまり週に2日だけ働けばいい。

この記事はドトールで書いているけど、ドトールの深夜の時給は1250円と壁に書かれている。深夜時間は7時間が相当され8750円となる。これに1時間加えて大体10000円だ。ドトールで週2日だけ働けば取り敢えず生きていけるのだ。頑張れば貯金すらできる。

このブログでも節約生活の術を紹介しているけど、他の節約生活の記事もよく読んでみたらいい。真似をすれば月に60000円以下で生活できてしまう。基本は家賃と食費だ。それさえどうにかすればどうとでもなる。節約生活は苦しそうでできないと思うだろうか? いや、会社で消耗させられる方がずっとつらいはずだ。

このままでは一生結婚できそうにないというデメリットはあるが、俺は普通に正社員をずっとやってきて、とくに結婚できそうな気配がなかったから、別に変わりはない。大体の人もそんな感じだろう。

俺はたまたま理学療法士の資格があり、自営の訪問マッサージの単価が高く、3時間働いて15000円だけど、深夜のコンビニでも、ドトールでもいいだろう。人間関係が苦手なら配達系をすればいい。配達系は結構給料が高い。やったことはないが一番おすすめなのは治験だと思っている。

週に5日休みがあれば、なんとでもなるだろう。ずっとゴロゴロするのもいいだろう。ゲームでもYouTubeでも好きなだけやったらいいと思う。そんな自堕落な生活を送っていても、自然と何かやりたくなるのが人間だ。あくせく働いていたら何も見えなくなってくるが、静かに家で1人でいると、色々と見えてくるものがある。そして、ゆっくり自分の向いてそうなことに挑戦したらいいと思う。

実際、こうして考えていくと、人は、お金の為に働いているようでいて、実は、家でじっとしていられないからのように思える。働かないで家にいる罪悪感に耐えられないのだ。

© 2023 しまるこブログ Powered by AFFINGER5