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伊豆移住計画①〜伊豆の山奥に小屋を建てるか別荘を買うか〜

2020-06-23

暑くてイライラする。

最近は暑いので部屋に居られない。ドトールか公園で執筆をしている。外の方がずっと涼しいのだ。エアコンをつけろって? エアコンは気持ち悪くなるから嫌い。鉄筋コンクリートに囲まれた部屋にいると磁場で気力が奪われていく。

山暮らし系YouTuberのMarkさんが言ってたけど、まずすべてをやめてみたらいい。すべてをやめてみて、それでもやってしまうことが本当に自分の好きなことだと言っていて、確かにその通りだった。俺の中でどうしてもやめられないことは散歩だった。

俺の動画を見る人なら、ニートのくせになんでこいつこんなに黒いんだろう? と思うかもしれないが、散歩ばかりしているからだ。

夏だろうが冬だろうが深夜の3時だろうが、歩き続けてばかりいる。

1日に1周2キロのコースを5回は歩くから毎日10キロ。時間にすると2時間か3時間散歩している。分厚いクロックスを買っても3ヶ月もすれば穴が開いて履けなくなってしまう。

これは徘徊と言い換えてもいいだろう。職質も何度かされている。

できればコンクリートではなく土の上を歩きたい。欲を言えば芝生の上を裸足で歩きたい。しかしこれは欲と言えるだろうか? 人間としての当然の希求ではないだろうか?

こんな道を歩きたい。

こんな道なら、歩くたびに次のステージに登っていってしまいそうだ。

裸足で土の感触を味わいながら歩くことができない世の中を正当な進化と言えるだろうか? こんなアスファルトの業火の上をアチチと飛び跳ねながら歩かねばならない方がどうかしている。俺を焼いて食うつもりか。犬も悲鳴を上げている。

庭で中心力練磨をしながら、執筆や動画を撮るのが俺のやりたいことだ。あと80kgのサンドバッグを吊るして遊ぶ。大きなコンクリートの壁を作って、そこでボールの投げ込みやテニスの壁打ちもやりたい。YouTubeで『素人が投球練習して140キロ投げてみた』という企画もやりたい。

まぁ、確かにAmazonは必要である。俺の今のミニマリズム生活も、Amazonがないと成り立たない。トラックの運ちゃんがコンクリートの上を走ってくれるから成り立つのである。はやくドローン文化が確立してほしい。空をじゃんじゃん活用して、コンクリートを土に戻してほしい。

ここは暑すぎる。時が満ちたようだ。

で、移住なのだが。

最近は山奥暮らしについて本気で動き出し始めている。

土地を買ってテント(小屋)を建てるか。格安別荘を買うか。どうしようか。

こんな土地を探している。

でも、探しても探しても見つからない。

こんな土地ばっかりである。

俺の欲しがっている土地は、整地されてあるから茶色の土になっているのであって、自然にそうなったわけではなかったらしい。俺は最近その事実を知った(笑)

だから、たくさん草が生えている土地はそれだけで見送っていた。刈れば利用できる。そんなことも知らなかった。

俺は芝生すら自然発生するものだと思っていた。俺はこの年になるまで整地という概念を知らなかった。ユンボという機械も34歳にして初めて知った。ちなみにキャベツとレタスの違いも、チーズとバターの違いも最近知った。

こんなインドア野郎が山奥暮らしなど本当にできるのだろうか?

ふう。

土地を買って、テントか小屋を建てるか、格安別荘を買うか迷っている。

この辺が及第点。でもやっぱり草を刈って茶色にしたいね。

これが理想。これが終局で構わない。別に無理して小屋を建てようとは思わない。このようにウッドテラスさえあればいい。

しかし土地を整地してこれらを用意しようとしたら200万円はかかりそうだ。例えグランピング用の大型テントが25万円だとしても、ウッドデッキは作りたい。ウッドデッキがないと貧相に見えるし、外で瞑想するには必要だ。ウッドデッキは楽天で15万円くらいで買えなくもないけど、やっぱり丸太から自作したちゃんとしたやつが欲しい。その為にはチェーンソーが必要だし、薪ストーブやその他、いろいろ揃える頃には200万は使っているだろう。

だったら300万円から400万円あたりの別荘を買ってしまった方がいい気がする。プリウス一台分だ。

山林開拓を動画にしたら面白いとは思うけど、200万を使って、せいぜい上のようなウッドテラスしか残らないなら、初めからウッドテラス付きの別荘を買ってしまった方がいい気がする(なるだけ管理費がかからない物件で)。

意外とこれくらいの物件が500万以下で売られている。

金を二倍出せば二倍以上の見返りを得られる。瞑想も二倍捗りそうだ。

俺のこれまでの多くの記事は、散歩の中で着想を得たものだ。歩き回りながらふと思ったことを音声入力でメモして、次の朝にドトールで清書するという流れがとても多かった。

そう考えると、俺にとって散歩というのは仕事だと言える。そう考えると、はやく山に移住しなければならない。

山の散歩も捨てがたいが、海の散歩も捨てがたい。伊豆ならば海も山も両方ある。そして何より暖かくて雪が降らない。

俺が静岡に住んでいるということもあり、週に一度、静岡東部の利用者さんのお家を訪問して仕事しているから、さすがに遠く離れたところには行けない。そういう意味でも伊豆がベストである。あるいは富士宮の白糸の滝の方面も山脈が連なっているから、そこにも目星をつけている。

変な集落で古民家を借りて暮らすのも考えた。地方移住で100万円だか200万円だか支援してくれる制度もあるけど、どうせ家族に捨てられたジジイとババアをボランティアで介護するはめになるんだろう。

まあ、複数人とワイワイ的なノリはやっぱり性に合わないというか……一時期、そのために南伊豆町へ引っ越そうと考えたこともあったのだが、「みんなで南伊豆町を盛り上げよう!」的な連中のサイトをみていると、イライラを通り越して、つい皆殺しにしたくなってしまうのだ……(苦笑)

昔の人は自分の庭で木刀を振って心身を鍛えたものである。しかし今は修行をしたくても修行できる庭がない。庭がないことにははじまらない。少し公園でバットの素振りをしただけで通報される世の中だ。

熊谷守一さんも、自分の家の小さな庭を眺めながら毎日絵を描いたという。晩年の20年間はずっと家から出ずに庭で絵を描いていたという。俺も残りの50年はそんな生活にすることにした。

金を稼ぐことよりも稼がなくてもいいライフラインを確立する方が大事だ。孫子の兵法にも、戦争は勝つことよりも負けないことの方が大事だと書いてあった。

もちろん月に30万ぐらいは稼ぎたい。一国民としてそれぐらいは稼げるようにならなければならない。チャンネル登録数が5万人くらいになればそれくらい稼げるだろう、知らんけど。

まぁしかし慌てないでも、月に3万円生活程度のライフラインさえ確立してしまえば、30万円稼げるようになるまで、楽しくゆっくりと永遠にチャンスを待ち続けることができる。

永遠。そう、永遠にこの生活が送れることはもう決定している。もちろん永遠にチャンスが回ってこずに死ぬことだってできる。それだって、社畜として生きるよりずっとマシだ。

今俺がサラリーマン生活を辞めたのをもっと早く辞めればよかったと思うように、もっとはやく移住すればよかったと未来の俺は思うだろう。移住した人はみんなそう言う。

そうこう言っても、なかなかこの重たい腰が上がらないのは俺のせいだけではないだろう。本当にめんどくせー。なんでこんなめんどくせーんだよお~~~~!

最初は楽しく物件を眺めていたけど、今はもう胃がもたれてきてしまって、綺麗な別荘地の写真を見ただけで吐きそうになっている。なんだか意識が混濁して1000万円の物件をクリックしてしまいそうになる。

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