恋愛

やっぱり恋愛は顔で選ぶこと

しまるこ「田中みな実も今一番付き合いたいのは坂口健太郎だといっている」

しまるこ「漫画家の東村アキコ先生も、読者の恋愛相談コーナーで、『男は顔で選びなさい』といっている」

しまるこ「恋愛を顔で選ぶことは、一番やってはいけないタブーというか、一番恋愛スキルのない判断だと思われるようだけど」

しまるこ「田中みな実や東村先生のような超がつくほどの恋愛上級者になってくると、男を顔で選ぶんだ。決して頭で選ばない。動物的な勘。生物としての中心が働きかけてくる声に耳を澄ますんだ」

しまるこ「よくよく鑑みてみると、ブスに優しい人間はいなかった。今の時代、美人になれる方法がいくらでもあるのにブスだというのは、どんな言い訳も通用しないんだ」

しまるこ「デブは甘えだけどブスはしょうがないというのが世間のセオリーかもしれないけど、デブもブスも一緒」

しまるこ「ちなみに、『彼がどうしても別れてくれません。別れてもらうにはどうしたらいいですか?』という読者の質問に対して、東村アキコ先生は」

しまるこ「『あなたの顔が好きじゃないといいなさい』といっている」

友達「まぁ、それをいわれたら別れたくなるわな」

友達「でもそれだとさ、じゃあなんで初めに俺と付き合ったの? ってことにならない?」

しまるこ「そうなるかもしれないね。でも、黙って立ち去るしかなくなる」

しまるこ「この前、チビと三人で遊んだとき、チビの顔、水膨れのようなパンパンになってて、髪がベタベタで、なんか頭の回転も遅かったじゃん?」

しまるこ「『ごめん、寝起きのままの状態で来たから全然はっきりしないわ』っていって、一度シャワー浴びに戻ったじゃん? で、その後、人間が180度変わってたよね」

しまるこ「橋本奈々未がバラエティーで、特殊メイクですごいデブになるって企画をやってたけど」

しまるこ「すごい太ったら、すべてのことがどうでもよくなった。カメラを向けられているのに、身体を大の字にして寝転んでいる姿を晒しても、何も恥ずかしくなくなったっていってたんだ」

友達「デブは、ノーマルでその特殊メイクの状態ってことか」

しまるこ「百戦錬磨のアイドルでもそうなってしまうんだ」

しまるこ「生物的な勘がずれてるからブスになる。人間の生命の中心を感知できていればブスになりようがないんだ。生物的な勘がずれてる人間が、人に優しくできるはずがない」

友達「女が聞いたら殺されるよお前」

しまるこ「でも俺のブログの読者は57%が女性なんだ。最近知ってびっくりした」

友達「へー、そうなんだ(笑)」

しまるこ「以前『女は街行くサラリーマンのチンコを握りたいと思っている』という記事を書いたとき」

女は街行くサラリーマンのちんこを握りたいと思っている

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しまるこ「こんな感想をもらうことができた」

しまるこ「俺の考えは間違ってなかったって嬉しくなったね」

友達「(笑)」

しまるこ「ブスは俺の記事を読んだら怒るけど、美人は何も思わないよ」

しまるこ「女の仕事はただひとつ、綺麗になることだ、と知っているし、不断の覚悟でそれを実行し続け、それがニュートラルになっているのだから」

しまるこ「圧倒的に綺麗になれば、すべてどうでもよくなる。何をいわれてもビクともしなくなる」

しまるこ「美の中に自我が吸い込まれる」

しまるこ「僻み、嫉み、恨み、不安、すべて美に吸い込まれる」

しまるこ「容姿が良いというのは、神に愛されていることなんだ。神の寵愛を人一倍受けている」

しまるこ「前進しようというエネルギーに満ちていれば、それが細胞の一つ一つに表れるんだ」

しまるこ「目は大きくなり煌々とした輝きを放つようになり、鼻もスッと通るようになって、口も締まっていく」

しまるこ「だから顔で選べっていうのは正解なんだね」

しまるこ「顔にはその人の精神的境地がはっきりあらわれるから」

しまるこ「ブスやブサイクに傑物はいない」

しまるこ「例えば肥田先生の顔」

しまるこ「すごい顔をしているね。すべてを見透かされそうな、ついさっきこの惑星に降り立ったような目だ。この前電車の中で目が合った赤ちゃんもこんな目をしていた」

しまるこ「イケメンとはまた違うんだけど、いい顔だよね。いや、イケメンなんだけど」

しまるこ「俺がいっているのは、佐藤健とか福士蒼汰とか窪田正孝とかのことをいっているわけじゃないよ」

しまるこ「フロイトとか、ユゴーとか」

しまるこ「この二人もいい歳して、性についてすごい考えている恋愛脳だけど、耽美主義者はみんなこういう顔になっていくね。俺もこういう顔になる気がする」

友達「すごい顔だけどさぁ……(笑)」

しまるこ「シラーの顔も素晴らしい」

しまるこ「かっこいいというより、美しいね」

しまるこ「ダ・ヴィンチも」

しまるこ「フレディ・マーキュリーとか」

しまるこ「女はこういう顔の男を選ぶといい」

しまるこ「だけどフロイトに至っては、訪ねてきた客人が隣にいるのに、ずっと考えごとをしてしまって、関係のない奥さんが代わりに相手をするしかなかったとか」

友達「つっこむところだけど、つっこめない何かがあったんだろうね」

しまるこ「ずっと前にカラオケで大学生の男の集団がいて」

しまるこ「一人がトイレに入ったら、しばらくして、その友達がめっちゃドンドン思いっきり扉を叩いたの」

しまるこ「トイレに入った方からしたら、(なんだ!? 急に扉を叩いてくる奴がいる! 酔っ払いか?? それとも喧嘩売ってんのか!?)って不安になるわけだね」

友達「そういうドッキリみたいなことね」

しまるこ「そうドッキリ」

しまるこ「トイレの男も、内側から少しノックするんだけど、外からは思いっきりドンドンドンドン!!って、すごい音で叩くわけ」

しまるこ「くそ、なんだかわかんねーけどやってやるよ!っていう顔で扉から出てきたんだけど、喧嘩強そうなやつだったらどうしようって不安もあるんだけど、こうなったらやってやるよ!!って顔をして出てきたんだよ」

しまるこ「その顔はかっこよかったよ」

友達「ふーん」

しまるこ「美が生活に負けて、生活に埋没したような顔になってる人はダメだ」

しまるこ「生活、生活、どこまでいっても生活があるだけだ」

友達「月に2回しか風呂に入らない人間がよくいうぜ」

しまるこ「ナルシストじゃないから、家族のために汗水垂らして働いてくれると思うかもしれないけど」

しまるこ「カインズホームでタンスを買うことについて、ずっとうだうだ言うようになる。ねぇいつにする? ねぇどれぐらいの大きさにする? ねぇそっち持ってよ! っていう毎日になるんだ」

しまるこ「タンスのために生きてるのか、生きるためにタンスが必要なのか、わからない顔になってる」

しまるこ「綺麗だと活気が生まれて、ブスだと僻みが生まれてくる」

しまるこ「そして美人ほど寡黙で、ブスほどおしゃべりだ」

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