月に60000円で生きる上級ミニマリストの節約術

正座がいちばん暖かい!

2020-05-11

※この記事は3月の半ばに書いたものです。

冬を乗り切るのに、エアコンやらコタツだのホットカーペットだの電気毛布だの、暖房器具について色々考えなければいけないが、

この冬、いろいろ試した所では正座が圧倒的にいちばん暖かかった。

もちろん、俺は上級ミニマリストだからエアコンなんざハナから問題外ではあるが、今のこの時代の中で、それなりに器具使って、それなりに金を使って、それなりに人間の身体能力を復活させた結果、そのすべての兼ね合いのなかで、冬を乗り切る手段を考え出さなければならない。

正座は素晴らしい。正座であれば、電気毛布ではない普通の毛布を少し膝に掛けておけば十分である。

正座もしてると足がジーンとくるので、それだけで暖かいのである。

椅子に座って作業していると、膝がスカスカして寒くなってくるし、気持ちも寂しくなって、上に電気毛布をかけたくなる。そして電気毛布をかけたところで、膝の上の部分は暖かいけど、下の部分は寒かったりして厳しい。足全体をグルグルに巻いた状態にすると、今度は動きにくいし、気分も悪くなる。

正座だと足を折り畳んだ上に体重を乗っけるので、基本的に常にビリビリと自発的に痺れた感覚がある

こんなのは正座したことがある人間だったら誰でも知っていることだけれども、あぐらをかいた時よりも、正座している方がずっと暖かい。

そして、頭もずっと良くなるし、元気が出るし、集中力が増して眠くなくなる。

寺子屋の勉強姿勢が正座だったのも色々こういった理由もあるからだろう。

意外にスタンディングで立ち作業を知っていると、これは意外に寒くない。やはり下半身に体重が乗って血流を良くして、全身を温めるためだろう、なるべくこの作用を活用したいところである。

椅子の上に座ってるときが圧倒的に一番寒いのである。

健康上一番いいのはスタンディングに間違いないけれども、それでも正座は膝の屈曲角度の柔軟を図れるわけだし、第2の心臓と言われているふくらはぎを圧迫することによって、身体や脳の刺激を図れるので、スタンディングに負けず劣らずといったところである。

スタンディングに比べると正座の姿勢を取り続ける方がはるかに楽ではある。

正座!? せ、正座……??

正座なんて無理だよぉぉ〜〜〜〜!!

なんて人もいるだろう。

正しい正座のやり方をすれば、そんなに大してしびれないのだけれども、それはYouTubeとかで色々見て勉強すればいいだけの話である。だから正座が十分に長時間できるのであれば、これほど素晴らしいことはないのである

かくして恩恵が大きいものは、だいたい無料である。金がかからず、自然に近いものほど、いいものが多い。正座なんてまさにそれだ。

名前に「正」がついているだけはある。

俺も最近とても正座にはまっている。まだまだ勉強して2週間くらいで、本当は偉そうなことはいえないけれども、この2週間の間でも上手くなってきて、1時間であれば問題なくできるようになっている。

完全なフローリングだとちょっと痛い。やはり座布団があるといい。

正座クッションというものがあって、これを使うと、永遠といっていいぐらい、ずっと正座していられる。

俺が使ってるのは座布といって、別に正座用のクッションではない。瞑想用のものなのではあるが、腿とふくらはぎの間に挟んで正座すると、ずっと正座していられる。

本当はこうやってあぐらをかくために使うものだけど。

瞑想する時は必ず座布を使うようにと、どこかの和尚さんがいっていた。確かに、使った方が骨盤の前傾が楽になる。良姿勢がとりやすい。

正座に使うのだったら、正座用のちゃんとしたクッションを買えばさらに楽になるだろう。

この冬は、座布を挟んで正座していたら電気毛布も入らなかった。上に毛布をかけるだけで普通に過ごすことができた。

まず正座用のクッションを買うところから始めるといい。それだけで足に気持ちいい刺激が走って暖かい。

電気毛布を使うよりも、自然の暖かさがあって、これほどいいものはない。経済、健康、集中力、すべてにおいて完璧に優れた暖房対策である。もう冬は終わるけど。疲れたらあぐらをかいて、また正座に戻ればいいのだ。

集中力が増して、他の事に気を取られることがなくなるのは、他の暖房器具には絶対に得られないメリットである。特に室内を温めるエアコンなどは頭をぼーっとさせるので、かえって集中力を妨げるものである。電気毛布やこたつなども、自身の発熱を奪うものである。

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