出会い系「90人と出会って20人ほどやった体験談」

最近の出会い系事情について友達と電話で6時間話した 前半

投稿日:2019-10-18 更新日:

友達「どう? 最近出会い系やってる?」

しまるこ「あんまかなぁ」

友達「俺もだ」

友達「前はすげー頑張ってたけど、今は適当にやってる感じだわ」

友達「例えば初めのメッセージで、

『どこに住んでますか? 俺は富士です!』
『私は浜松です!』
『そうなんですね』

って返してる(笑)」

しまるこ「(笑)」

しまるこ「そりゃ無理があるわ(笑)」

しまるこ「『そうなんですね』だけを返すのは、もう攻撃に近いね」

しまるこ「でも気持ちはわかるよ」

しまるこ「『私は浜松です!』って返しが気に入らなかったんでしょ?」

友達「うん。普通っちゃ普通の返しかもしれないけど」

しまるこ「いや、普通じゃないよ」

しまるこ「『私は浜松です!』だけを返すなんて、普通じゃない」

しまるこ「『とりあえず聞かれたことに答えました。これから会話を膨らませて私を楽しませてみてください。もしうまく行けば、ご飯食べにいけるかもしれませんよ?』ということなんだから」

しまるこ「目の前で会話してるわけじゃないんだぜ? メッセージのやりとりだぜ? 考えて送る時間たっぷりあるんだぜ? 初やりとりだぜ? これからお互いのことを知って仲良くなっていきましょうってときに、『私は浜松です!』という一言で終わらすなんて、狂ってるよ」

友達「まぁ、女も俺とだけやりとりしてるわけじゃないからね。7,8人とやりとりしてて、メッセージの進行が下手な人間をふるい落としてくんだから。集団面接だね』

友達「女が受け身過ぎるからさ、こっちも受け身になってみたくなるんだよ」

友達「『そうなんですね』を送ったら、99%返ってこなくなるのはわかってるけど、それでもまだ続けてくれる骨のある女を求めてるんかなぁ」

友達「それで返してくれるようなら、ブスでもいいし、結婚も考えられるみたいな」

しまるこ「逆面接だね」

友達「お前の何がそんなにすげーんだよ。こっちはやっとの思いでメッセージ続けて、会ったときも頑張って話して、結婚まで続けたとしても、その後もずっと続けなきゃダメなんでしょ? いつ終わんの? 途中で力尽きたら俺が悪くなるんでしょ? 人にそこまでさせておいて自分のこと嫌になんないの? 自分で受け身だなぁって思わないの? 乃木坂とかならまだわかるけど、普通じゃん。普通以下じゃん。出会い系の女なんて」

しまるこ「そして乃木坂の方がしっかりやるしね(笑)」

友達「なんで相手に質問されて自分は質問返さないの? バカなの? 1回だけならわかるけど、全部じゃん。これ、私からは質問しないって決めてるよね? なんの覚悟?」

友達「あいつらだって、できる能力はあると思うさ? 携帯ショップで契約する時なんか、一生懸命プランの説明から何から何まで丁寧に話してくれて、最後に気持ちのいいお辞儀をして終わらせてくれるじゃん? 若い女も、同性の先輩にはすげー媚を売って、仲良くなるために何でもするじゃん? でも男に対してだけは受け身をつらぬくんだよ。だから、できる能力はあるんだよ」

しまるこ「30の女でもそうだね」

しまるこ「でもチャンスではあるよね。そういう女は必ず不幸になるし、そういう女と結婚する男も不幸になる。善人で頭のいい独身貴族は勝手に幸せになるんだ」

友達「地雷を避ければの話でしょ? 出会い系の10割がこういう女だから、こっちが折れるしかないんだよなぁ」

友達「出会い系しか頼れるものがない以上、出会い系でなんとかするしかなくて、でも出会い系には糞しかいないって、どうしろっつーんだよ(笑)」

しまるこ「『そうなんですね』っていうしかない(笑)」

友達「長いこと出会い系やってると、こういう病気になるのかな?」

しまるこ「33歳で、ただですらモテなくなってるのに、わざわざ自滅するっていうね。ハハ」

しまるこ「女からすると、『そうなんですね』って何? まさか私が会話リードしなきゃなんないわけ? って思うだろうね。女のほとんどが『そうなんですね』って返すくせにね(笑)」

友達「ほんとにね」

しまるこ「でも女の中にも頭のいいのがいるんだ。
(この人、『そうなんですね』の一言だけだけど、いじけてるんじゃないかしら? これまで普通に会話膨らますように頑張ってきたけど、うまくいかなくて、今は意固地になっちゃってる時期なんだ。とうとう拗ねだしちゃったんだ。かまってちゃんがよくやるやつね。へぇ、33歳かぁ)
って、ところまで見破れる人もいるんだ」

しまるこ「あの場で『そうなんですね』という言葉は、あまりにも不自然過ぎるから、勘のいい人間には、なんとなく直感されてしまうんだ。あれは恥ずかしい」

友達「そこまで気づくかねぇ?」

しまるこ「気づくよ、たぶん。何より、自分で自分が嫌になってくるよね、そういうことをやってると」

友達「うん」

友達「『そうなんですね』って送ったとき、すげー苦しかった。なんであれができるんだろ」

しまるこ「お前さぁ。小学生の頃、毎年バレンタインのチョコを家まで届けにきてくれた女の子がいたけど、6年間ずっとシカトし続けたじゃん? 玄関の前で待っててくれて、チョコを差し出してくれたのに、素通りして家の中に入ったじゃん? お前が引っ越すときも、お別れを言いにきてくれたのに、そのときも素通りしてトラックに荷物つぎ込んで街を去ってったじゃん?」

友達「チョコは3年間だけどね」

しまるこ「一緒だろ」

しまるこ「俺はなんかそれを思いだしたよ」

しまるこ「なんだか、思い出すと健気だよな。小学生の女の子の方がよっぽどがんばってらぁ」

しまるこ「みんな愛がほしいんだよ。俺もお前も女もみんな、愛が欲しくて欲しくて仕方ないんだよ。だからそんな冷たい態度とれるんだよ」

しまるこ「顔でも性格でも金でもなく、みんな、一途な愛を求めている。自分がどれだけ冷たくしても、その困難を乗り越えて、太陽のように挫けず、風にも雨にも負けず、無条件に自分を想ってくれる異性が欲しいんだ」

しまるこ「親くらいしか、そんなふうに想ってくれないから寂しいんだ。たった一人の異性に、骨の髄まで自分という存在をわかってほしいんだ」

しまるこ「とくに俺たちは今までモテなかったから、過去の負債の分までしっかり愛してもらわないと気が済まなくなっている。出会い系の女もそんなもんだよ。すごく簡単に言うと、拗ねてるんだ」

しまるこ「俗人の愛の専門家は、恋をしてこなかった人達は、傷つくのが怖いから恋ができないんだと定義するけど、俺は違うと思う。欲しすぎるから逃げてしまうんだ」

友達「……ふーん。じゃあいっぱい愛せばいいの?」

しまるこ「モテない人間は謝罪を求めている」

しまるこ「お前にチョコを渡してきた女も、チョコを渡すんじゃなくて先に謝罪をすれば、お前はちゃんと受け取った」

しまるこ「謝罪もないのにそんなことをしてくるから、お前はイラッとしてしまったんだ」

しまるこ「モテない男はこう思ってる。青春時代に、学ランの下にパーカー着てるような男と手をつないで一緒に下校しておきながら、今更ノコノコやってきて、『好き』……だと? 謝罪がないのはどういうことだ? 好きといわれて好きになるのは簡単だけど、謝罪がないと先に進めねーだろ!」

しまるこ「『るろうに剣心』に出てくる瀬田宗次郎が、その典型的なタイプだ。宗次郎が本当に困っている時、助けてくれたのは剣心じゃなくて志々雄だった。そして時が経ち、剣心に出会った宗次郎は『何なんですか! 今さら優しくしないでください!!』『あなたを見てるとイライラするッ!』と言って、狂ったように剣心を斬りつけた……! あれはつまり、今さら優しくすんじゃねーよというやつだ」

しまるこ「『俺はそんな簡単な男じゃない。ヤリマンみたいな犬だと思うなよ? もっと俺のことを四六時中考えて、いっぱい苦労しろ! どうしたら俺に振り向いてもらえるか考えろ! チョコを6年間渡してこい! あらゆる可能性を試してみろ! ……(ここまでやったら他の人はすぐに私のこと好きになるのに、なんでこの人はこんなに孤高なんだろう? 私に魅力がないのかなぁ……?)と自己嫌悪しろ! でも諦めるなッ! 追いかけて追いかけて追いかけて俺を追いかけ続けろ! そして俺は一生懸命振って振って振り抜いてやる……!』という心理が働いているわけだね」

しまるこ「それはお前だけじゃなくて、女にも起きてる。お前らは二人して同じことを考えているんだ」

しまるこ「だから『私は浜松です!』というかめはめ波と、『そうなんですね』というギャリック砲がぶつかって、凄まじい大爆発を起こすんだ。俺の地球を壊さないでくれ」

しまるこ「とにかく熱烈にアプローチされたいけど、それを振って振って振り抜きたいとも思ってる。好きじゃなくても振りたいし、好きでも振りたい。めんどくさいんだ」

しまるこ「太宰治が『本当の臆病者は幸せからも逃げようとする』といったのは、こういう意味なんだ」

友達「ていうか、今、仕事の帰りで助手席に職場の人が乗ってるんだけど、全部お前の話聞かれてて、めっちゃ笑ってる」

しまるこ「(笑)」

友達「尋常じゃないくらい笑ってる。この人も35歳の独身なんだけど」

友達「『名探偵さんみたいですね』って言ってる。『この人本を読むみたいに話すんですね』って言ってる」

しまるこ「(笑)」

友達「ごめんいいよ。続けて」

しまるこ「なんでスピーカーにしてんだよ(笑)」

しまるこ「おい……! よく聞いとけよテメェ! 35 歳! テメェのために言ってんだからなぁ! 宗次郎が! ちくしょうが!」

しまるこ「そして俺はさらに研究していったんだけど、これはどうやらヒステリックな母親に育てられた子供が、陥る病気らしい」

しまるこ「どうやら、ヒステリックな母親に育てられると、女という生き物に対して潜在的に恐怖を植え付けられてしまうらしいんだ」

しまるこ「俺もお前の親もヒステリックじゃんね?」

友達「うん」

しまるこ「モテる男は、母親と男友達みたいな関係で育ってるんだ。恰幅のいい給食のおばちゃんみたいな感じで、『なにウジウジやってんだいッ! 好きなら好きって言わなくてどうすんだい……!』みたいな、いつも布団たたきを持ってるようなお母さんなことが多いんだ」

しまるこ「モテる男は、母親に対して高圧的で、「ババア! コンビニで飯買ってこい!」とか、乱暴な口をきいたりする。そういう親子関係の場合、自分の彼女にも同じような行動を取る。そしてそれが案外モテたりするんだ」

しまるこ「自分の母親に対する態度を自分の彼女や奥さんにとると言われてるけど、あれは当たってるね」

しまるこ「いじけ病を発生する輩は、ヒステリックな母親に育てられたところに起因している。女の醜さや汚さや、生理の濁った空気をたくさん吸ってきたから、女は生理の濁った生き物だと思うようになってしまうんだ」

しまるこ「そして女はそういうところを気づかれたくないんだ。勘づかない男であってほしいんだ。女々しいのは自分だけで十分なんだ。男にはボーッとアホな顔をして野球中継視ててほしいんだ」

しまるこ「鈍感で無神経で、結婚して3年経つのに、まだベランダに干してあるパンツに少なからず興奮してくれるようなバカに安心するんだ」

しまるこ「35歳の宗次郎は聞いてるか?」

友達「『聞いてる』っていってる」

しまるこ「休憩をいれよう。少し水飲んでくる」

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