これならブルマ買わなくていいや

2024-05-04

営業マンより:

2024-05-04 12:57

こんにちは。
いつもブログ見させてもらってます。

記事と無関係な質問で申し訳ないんですが、
しまるこさんは営業の仕事をした経験はありますか？
僕は電話営業の仕事をしてるんですが、長期間やっていると契約を取れる人と取れない人で成績に差が出てきます。

当然、契約を取るには色々な要素が絡み合ってて、喋り方とか喋る内容とか断り文句への切り返し方とか、そういう誰の目にも明らかな部分は誰だって改善しようと努力はしますよね。

なんせ電話での営業なので、相手に伝わるのは声だけです。対面での営業と違って、相手に与える情報はものすごく限定されているわけです。

良い方にとらえれば、「対面と違って勉強する内容がものすごく限定的で済む」から、その限られたポイントさえしっかり磨けば誰でも一定の再現性のある成果が出せるだろう、ということになるはずですが、長期間やってるとそうではないことに気づきました。

そういう目に見える前提条件をぜんぶ均一にならしたとしても、個々人で成績には差が出ています。

ずーーっと好業績な人
ずーーっと低業績な人
日によって月によって業績がバラバラな人
ちなみに俺も業績に波があるタイプです。

またどの営業の世界にもいる、平均の何倍もの成績を叩き出す化け物じみた営業マンというのも実在します。声と喋り方でしか勝負できない電話営業での世界にもです。

俺が思うのは、仮にどれだけ同じ条件下でも成績には明確に差が出る、それは誰にでもわかるような目に見える要素では測れないなにか目に見えない「引き寄せる力」みたいなものがあるんじゃないかってことです。

誰が聞いても好感が持てるような客商売を心得た喋り方をするのに契約が取れない人もいれば、機械的になんの個性も出さず台本読んでるだけなのにコンスタントに契約が取れる人もいる。

しまるこさんはこの差と、目に見えない要素みたいなものをどう考えますか？

時間ある時に考え聞かせてもらえると嬉しいです。

返信
- しまるこより:
  
  2024-05-04 14:18
  
  私も、コジマ店舗内で、フレッツ光の案内サービスをやったことはありますよ。
  
  そうですね、お客さんは……、彼らは、電話だろうが、対面だろうが、たった10分や20分の時間の中にさえ、愛を求めているということですね。
  
  私が毎日通っているタリーズでさえ、私たちの心を独り占めしてまう店員さんがいますが、彼女は、容姿ではなく、接客技術でなく、心からの愛情をもっているからです。
  
  私でさえ、見かけのいいお嬢さんたちに接客をしてもらって、コーヒーを作ってもらいたくもありますが、一人、40代くらいの、真心のある、とても誠意ある対応をしてくる女性店員さんがいらっしゃるのですが、彼女は、いつも私のことを気にかけてくれるのですよ。私がやってきた初めの日から、今日に至るまで、毎日、毎日、気にかけてくれます。私が、骨折した足で来たときも、雨の時も、風が強い日も、バイク気をつけてくださいねと、心配してくれて。これを私だけでなく全ての人にやっています。本当に一人一人、全ての客に対して関心があるのですね。これに対して、われわれは誰一人として嫉妬する気持ちも起きません。それも押し付けがましいものでなく、自然の、ピュアさからくるものだと、受け手は感じられます。
  
  そして、それがまた、本人の原動力になっているようです。普通、そんなことをやっていたら、すぐに疲れてしまうかもしれませんが、疲れというものが全く見えないのですよ。
  
  https://www.simaruko.work/21169/
  
  ↑この記事に書いたように、聖女アンマは、抱きしめることによって人々を救うというダルシャンをやっていて、その日は何百人という人々を一人ひとり抱きしめるということをやっていたにも関わらず、まったく疲れている様子がなかったことに驚いたと、ダルシャンに参加した人たちは言っています。
  
  客である彼らときたら、客である彼らはいったい何を求めているかいうと、彼らは、ああやって、クレバーで、落ち着いていて、「僕は単に僕が叶えたい要件があるから君と話をしてるんだ」というふうに装ってはいますが、彼らは本当は愛を求めているんですよ。とにかく、この悲苦が多い世のなかで、大切にされたがっています。たった10分や20分の時間の中に宿り木を求めているのです。
  
  私も、水道代があまりに高すぎるから、水道局に電話しましたところ、うるさい奴から電話がきたとおくびも出さずに、愛のある対応をされて、とても気持ちがよくなりましたよ。できるなら、この人のために何かしたい、この人を喜ばせたいと思わなくもなかったくらいで。客にこう思わせることができたらわけもないですね。客はこの人を喜ばせたいと思って財布を開くものですから。
  
  たとえ、電話の、電波の向こうにいる人でさえ、もう二度と話すことがない人でさえ、人は、一期一会のやりとりの中に愛を欲しがっているということです。そして、それ以上に愛したいと思っている。気持ちよく、お金を使いたい、と思っています。
  
  私も、さいきん車を買いましたが、それだって、ああ、この人だったら買いたいな、この人を喜ばせたいな、と思ったことが、とても大きかったですよ。
  
  セールスがうまいなんてものは当たり前のことで、向上心がある人にとって、技術はすぐについてくるものだと思われます。“傾聴”というものだって、どの本にも最も大事なものとして取り扱われますが、これも決して技術の傾聴ではなく、本心からの傾聴でなければ、水疱に帰してしまうでしょう。
  
  数も、売り上げも、引き寄せる力も忘れて、愛に身を投じるのであれば、質問者さんの中にある、今回の質問内容はおろか、仕事に対するすべての不安も消え去ってしまうでしょう。
  
  返信
大重郞より:

2024-05-04 15:27

なるほど、勉強になりました。が、ブルマ星人な動画の主の言葉とはとても思えないこの超ギャップが相変わらず萌えさせてくれますね！

返信
- しまるこより:
  
  2024-05-04 15:40
  
  いえいえ、大重郎さん、動画の宣伝をしていただきありがとうございます。夢の中で出てきた内容を、忘れないうちに起きてすぐに動画にしたのですが、そのせいで寝起き頭で撮っておりますw
  夢とはなかなかバカにできないものですね。
  
  返信
営業マンより:

2024-05-04 15:44

長文での回答ありがとうございます。
せっかく良いことを書いてもらってこれはこれでなるほどとは思うのですが、僕が聞いてみたかったのは実際に僕のいる現場で起きていること、つまり僕のコメントで言うところの、

「誰が聞いても好感が持てるような客商売を心得た喋り方をするのに契約が取れない人もいれば、機械的になんの個性も出さず台本読んでるだけなのにコンスタントに契約が取れる人もいるが、彼らの差はなんなのか？」

というところです。この人たちで言えば、誰が聞いても好感が持てるような喋り方をしている人が、いわばしまるこさんにこの人から車を買いたいと思わせるような人たちです。台本を棒読みしてるような人より愛があるのは明らかですが、実際の結果がどうなるかは前に話した通りです。

そこのところで何が起きているのかを聞いてみたかったのですが、もしそれでもしまるこさんの考えとして内面的な愛が全ての結果を左右する、という答えになるのであれば、僕はそれはそれでせっかくの回答を否定したくはないので、これ以上はちょっと聞けなくなってしまいそうです。

返信
- しまるこより:
  
  2024-05-04 15:54
  
  「誰が聞いても好感が持てるような客商売を心得た喋り方をするのに契約が取れない人もいれば、機械的になんの個性も出さず台本読んでるだけなのにコンスタントに契約が取れる人もいるが、彼らの差はなんなのか？」
  
  これはなんなのでしょうね。私にもわかりません。そういうこともありえるでしょう。単に運がいいか、カルマがいいか、目に見えない法則が関与している、ということはあるかもしれませんね。その正体については、私にはわかりません。
  
  返信
  - 営業マンより:
    
    2024-05-04 16:13
    
    わかりました。
    お答えいただきありがとうございます。
    
    返信
大重郎より:

2024-05-05 11:04

すいません。勝手ながら、この動画をモチーフに、「これブル」というタイトルで、作品を書かせてもらいました。
https://note.com/d_tensaka/n/n581741d58292

返信
- しまるこより:
  
  2024-05-05 11:18
  
  https://note.com/d_tensaka/n/n1b02e6fb1a5f
  
  こちらの方が、質問者さんの返答に適している、我々の思考の一手間の担い手としてのAIの面目躍如といった面が見られると思いますが（笑）
  
  芸術の方は、AIさんは私の芸術を理解してくれていないようで残念ですね。
  
  返信
大重郎より:

2024-05-05 15:54

お気を悪くさせてしまったならすいません。削除しときますか？

返信
- しまるこより:
  
  2024-05-05 17:23
  
  気は悪くなってないですよ笑　大丈夫です＾＾
  
  AIに触れる機会がない私にとって、AIのことが勉強できる素敵な記事でした！
  
  返信
大重要より:

2024-05-05 18:21

ありがとうございます。余計なお気遣いをさせる質問をしてしまってむしろすいません。

ちなみに、AIには、「これならブルマ買わなくていいや」のタイトルで、サミュエルベケット風のテキストを書いてください、としか指示してないので、動画の中身や主旨はわからない状況で書かせました。動画の意図を汲むことまではまだできないので。まあ、いくら進化しても、しまるこ芸術の真髄を理解するまでには至れない気がしますけどね。。

返信
大より:

2024-05-05 18:23

大重要じゃなくて大重郞でした(笑)

返信
- しまるこより:
  
  2024-05-05 18:47
  
  ほぉ、それで、タッタッタを表現できるのは、なかなかやりますねぇ。
  
  AIには生命が書けないというのはよくわかりました。そして、生命が書けない人間もまたいらん箱になるというわけですな。
  
  返信
大より:

2024-05-05 19:14

よく読んでくれていますね(笑)
細かく言うと、一度に書ける文章量は一千文字くらいなので、途中のプロンプト（指示文）を、擬音を混ぜて！とか、ダンスを踊っている文調で！など、あれこれ変えたりはしました。「タッタッタ」などは、そのためでしょう。
生命が書けていないか？はわかりませんが、ベケットやソローキン（ロシアの作家）の特徴をよく捉えているので、個人的には「おおっー♪」と唸って遊んでいます(笑)

返信
- しまるこより:
  
  2024-05-05 19:30
  
  そんなに手間暇かけてもらってありがとうございました（笑）
  
  正直なところ、絵も、文章も、上手さでいったら敵わないでしょうね。その結果、人間は霊性に向かっていけると思います。
  
  返信
大重郎より:

2024-05-06 07:09

かなり大雑把にいうと、文学の進化は、１９世紀のトルストイで、頭打ちになってしまいました。さらに乱暴に一蹴すると、トルストイ以降の新しい文学は、どれも言葉遊びをしながら足掻いているだけとも言えます。ベケットもソローキンも、ジョイスやプルーストも、結局はそうだろうと私は思っています。文学の地平を無理やりこじ開けようとしてほぼ失敗している。

小説（言葉）は所詮、意味や論理（具象）の連なりなので、音楽や絵画と違い、どんなに足掻いても、それ単体で"抽象表現"を成立させるには無理があります。抽象表現ができないということは、人間精神の多くを占める"無意識"に迫れないということです。トルストイ以降の挑戦的な小説が、新たな地平を拓けていないのはそのせいでしょう。小説を抽象で表現しようとするなら、音楽や絵画なりと融合させるしかない、その一つとして、"音読"という方法を今の私は取ろうとしているのですが……

ともあれ、現代の実験小説的なものは、AIが書こうと人間が書こうと、ある意味、"失敗することを前提"として書いているとも言えるので、しまるこさんが仰る"生命の伴った文章"とは最初から一線を画すような節があります。私の自由連想にしろ、以前ご紹介頂いた浮離さんの作品にしろ、言葉という意味や論理（具象）の連なりを、目論み通りそれぞれ抽象化するには、音読なり、詩画なり、聴覚や視覚と連動していく必要があります。

それから仰るとおり、AIは単なる遊び道具でもあります。上手さとか、体裁を取り繕うとか、人間の本質に無関係などうでも良い表層的なことをやらせるにはもってこいのおもちゃです。このどうでも良い表層的なことを極限まで社会に溢れさせないと、人間はそのどうでも良さに気づけないのでしょう。仰るとおり、社会が"上手さ"に溢れ、それに人間が飽き飽きしたとき、ようやく人間は霊性本位の正しい道を歩むことができるはずです。

返信
- しまるこより:
  
  2024-05-06 09:15
  
  そして、今、トルストイのような小説もまた求められていないということですよね。おそらく人間が時代を作っていったというよりも、時代がその人の中に忍び込んで、その人を動かして、時代を象徴する作品が世に出ていったのだと思われます。
  
  > それ単体で”抽象表現”を成立させるには無理があります.
  
  ラノベもまた売れているといっても、アニメの脚本の域を出るものでもないでしょうしね。
  
  今バルザックの小説を読んでいますが、これがまぁ、ちまたにあふれてる小説とはえらい違いで。パワー、ダイナミックさ、キャラクター、芸術というものは文明の進化と違って、進化するにつれて悪くなっていってしまうのでしょうね。読んだ事はないですけれども、サド？　グロやエロチックな変態小説を書く人や、それがオリジナルだったらすごいんだけれども、元といえば、17世紀だかのサド？からきている系譜なのだと思われるのですよね。こういったものは、いちばん初めの創始者だけに神が宿る。もっとも、その創始者も、神がその人を選んだに違いないのですが。
  
  返信
大より:

2024-05-06 09:28

ちなみに、バルザックの何を読んでます？

返信
- しまるこより:
  
  2024-05-06 09:29
  
  幻滅ですね。
  
  返信
  - 大より:
    
    2024-05-06 09:36
    
    ありがとうございます。時間みて図書館で探してみます。
    
    返信

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