現在の食事
最近は、玄米、玄麦、わかめ、塩を食べている。
まず玄米だが、玄米についてはこのブログでたくさん説明しているので、割愛する。
基本的に玄米は完全食で、それだけで生きていけると言われているが、玄米は酸性食品であり、ほとんど中性ではあるけれども、酸性よりの食品である。
基本的に穀物はどれも酸性である。バカヴァットギーターや、天照神などの古事記だの、昔の文献を見ても、人は穀物を食べて生きるべきだと書かれていて、そのとおり穀物を食べるべきだと考えるが、その穀物から生じる酸性を中和する食べ物は必要になってくる。
陰陽の法則、酸性とアルカリ性、ナトリウムとカリウム、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維、まぁ、それらのバランスからいって、穀物の酸性と、野菜や海藻のアルカリ性の組み合わせが必要になってくると考えられる。じっさい、食事をしても、これらのバランスがちゃんとしていれば、不足感を感じることはなくなる。
それぞれ
玄米は陽性 わかめは陰性
玄米は酸性 わかめはアルカリ性
玄米は不溶性食物繊維 わかめは水溶性食物繊維
によって、中和の働きがもたらされる。
肥田先生や二木博士は、玄米と少しの海藻や野菜を食べるのが理想だと言っている。じっさい、この2人は玄米と少しの海藻や野菜を食べていただけだとされる。
玄米だけを食べていたとき、何か物足りない感もあったし、基本的に人間の身体はアルカリ性にしておいた方が良いらしいので、身体の中をアルカリ性に保つためにわかめを摂っている。わかめは食品の中で最もアルカリ性に富んでいる。
宮沢賢治の言うように、玄米と少しの味噌で良いというのは確かにそうかもしれない。大豆はアルカリ性に富んでいることもあり、玄米の相棒役としてピッタリである。陰陽の法則、酸性とアルカリ性、ナトリウムとカリウム、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維、全て玄米の反対の役割をするので、中和役として、大豆は海藻に続いて良いかもしれない。だから本能的に、人は、ご飯に合わせて味噌汁や納豆を食べたがるのかもしれない。しかしその味噌が、スーパーで購入できる味噌は質が悪く、食塩も混じっているため、あまり食べないほうがいいかなと個人的には考えている。だから海藻を食べているというわけである。
わかめについて
さて、わかめだが、なぜ最近わかめを食べていると言うと、食品の中でも最もアルカリ性に富んでいる。次点で昆布である。果物や野菜に比べてもカリウムが著しく高く、カリウムが高いと塩分を排出する役割がある。海の中にある海藻類だから塩分が多いと思われるかもしれないが、塩分をはじき出す役割を持っている。また、食物繊維は、不溶性、水溶性、ともに摂ると、腸内の清浄がはかられ便通がとても良くなる。二つを満遍なく摂ることで、満腹感も感じられるのだ。
俺は静岡に住んでいて、海岸から近いところもあり、無意識に塩風を浴びているところもあり、そういったものを排出しようという試みと、地産地消、その土地柄の気風を考えたところ、野菜よりも海藻の方が適しているのではないかと考えるのである。だから、山に住んでいる人は、その土地の旬の季節の山菜や野菜を食べた方が良いと思われる。
別にわかめじゃなくても、その土地の旬の野菜を入れて食べたらいいと思うが、スーパーで買うと農薬の問題もあるし、質の悪いものしか置いてないし、買いに行くのもめんどくさいから、通販で全部済ませている。
通販であれば、農家から直接買うことができる。スーパーに比べて、大容量で、安く、安全で、おいしくて、無農薬の良い物が手に入る。ヤフーオークションはヤフーフリマは毎日のように割引クーポンを紹介しているから、スーパーで買うよりよっぽど安い。
海藻は野菜よりも基本的に栄養価が高く、副菜としての性能が上なので、その中でもわかめがトップレベルであり、安い。スーパーに売ってるわかめはまずいけど、直接、漁港から新鮮なものを買うと、おいしい。
乾燥わかめではなくて、塩蔵わかめを買っている。塩蔵わかめの方が、生の状態に近いからである。乾燥わかめに比べて分厚くて食感がコリコリしていて、主役級の働きをしてくれる。みんなが想像している惨めったらしいものではない。
また驚いたことに、俺はもともとフケが出やすい体質だったけれども、わかめを食べるようになってからフケが出なくなった。わかめのフコイダンの性質のためか、全体的に髪がしっとりするようになって、ふさふさしていた髪が、ちょっとしっとりするようになって、バリアのような働きを持ち、髪質が良くなった。抜け毛もなくなり、ハゲ防止に良さそうである。髪がいちばん変化を感じた。
玄麦について
さて、玄麦だが、なぜ玄麦かというと、単純に安いからである。玄米よりずっと安い。だいたい5キロで2000円。クーポンの期限が迫っているとき、5キロ買いをしてしまう。さいきん半額クーポンで5キロの玄麦が1000円で買えた。基本的に一食に大さじ一杯入れる程度なので、5キロあれば、半年くらい持つ。
俺は全ての食品を、Yahooショッピング、Yahooオークション、Yahooフリーマーケット、メルカリなどから、そのとき使えるいちばん割引率が高いクーポンを利用して買うため、半額くらいで買えてしまうことがある。
玄麦の栄養素はここでは細かく述べないけれども、米と麦、穀物二大巨頭を、それぞれ玄米と玄麦、完全な状態で食べていれば、だいたい大丈夫なんじゃないかという、雑な考えからきている。大麦ダイシモチのプチプチした食感も好きである。
肥田先生と二木博士は、穀物は玄米だけだったことを考えると、無理に食べる必要はないかもしれない。単純に安くて大量に買えるから買っているだけである。玄米一合に対して、大さじ一杯入れるだけなので、とにかくもつ。なかなか減らない。一日一食ということもあるがね。
塩について
塩は味付けのために使用している。肥田先生や二木博士は、玄米、海藻、野菜、その食品の中に含まれている塩分だけで充分足りると言っており、塩を始めとする調理は一切使わなかったそうである。それを真似してみたところ、ちょっと味が足りない気がして、俺は塩を加えて食べている。
やっぱり塩もちゃんとした塩がいいかなと思って、精製塩じゃない、ちゃんとした塩をネットで買っている。まぁ適当にちゃんとした塩を買えばいいと思う。別に俺と一緒の塩にする必要はない。
それぞれの購入の仕方について
玄米は昔からこのショップで買っていて、真空パックされているし、無農薬で有機農法ということもあって、やや高めだけど、ここで買っていた。
https://www.shizenkobo.com/
最近はヤフオクやヤフーフリマで買った方がクーポンがついてきて安いし、そもそも売られている値段が、どこよりも安いことから、適当に無農薬のものを見つけて買っている。だいたい5キロの玄米が2000円とか1500円で買えてしまうことがある。アマゾンよりもYahooショッピングの方が安い。YahooオークションやYahooフリマはもっと安くて、農家から新鮮なものを直接に購買することができるので、こちらで買ったほうがいいと思う。スーパーの玄米はまずく食べられたものではないけれども、農家から直接取り寄せたものは全然おいしい。
玄麦は、大麦ダイシモチ。
わかめに関しては塩蔵わかめを買っている。鳴門わかめ、三陸わかめ、よくわからないけど、中国製は気持ち悪いから、国産のやつを買っている。
本当は生わかめがいいけれども、生わかめを買っても2、3日しかもたないし、家には冷蔵庫もないし、冷蔵だったり冷凍だったり、食べ物を冷やしたり温めるのが好きではないので、基本的に常温保存できるものを買っている。だから500グラムや1キログラムの塩蔵わかめを買って、ダメにならないように、1ヶ月か2ヶ月で食べきれるくらいの量を買っている。
食べ方について
雑炊にして食べる。
栄養素がその汁にぜんぶ落ちてしまっていることを考えると、その汁を捨てるのがもったいないからである。雑炊にした方が腹持ちもいい。これは今まで見過ごしてきていて、この煮汁というものは非常にオツなもので、これを摂取するかどうかで、満足度が全然変わってくる。
玄米、玄麦、わかめを雑炊にして食べている。
一日一食、一日水に漬けておいたものを、20分炊く。
玄米を一合、玄麦は大さじ一杯、塩は3つまみぐらい入れて、炊く。
わかめは適当に切り取って入れる。わかめの塩は抜く。
味付けは塩だけで大丈夫。
玄米から溢れ出る煮汁と、高品質の塩とわかめだけで、おいしく食べられる。
一度、もずくと納豆を入れてみたりしたが、少し食べ過ぎてしまった感があった。わかめだけで十分満足感が得られる。
この煮汁! 灰色で濁っていてドロドロしている。このとろみのあるスープがとてもおいしい。調味料を入れるのが勿体無いくらいである。素材の味を確かに感じられる。
まとめ
さて、説明はこれくらいで終わりにするが、基本的に、この食事に落ち着いて、不足感は無い。一日に便も二回出るし、まぁこんな感じかなと。悪くない感じだ。
物足りない人は、これに季節の野菜や山菜、海藻、大豆、納豆などを加えたら良いと思う。外国製のものは避けて、その土地の旬のものを取り入れるのが良い。
キノコ類だとか納豆だとか、あるいは他の海藻類、昆布だとか、もずくやひじきなどを振り込んでみたり、いろいろ実験してみたけど、個人的にはわかめだけで十分と感じた。まぁその辺は、わかめだけじゃ足りないという人は、何か他に適当に加えたらいいと思う。玄米とわかめの雑炊をベースにして、その土地の野菜などを好きに入れたらいいと思う。しかし野菜は2分間以上煮ると、ビタミンなどほとんどの栄養素が破壊されるというから、できるだけ生で食べたほうがいい。
俺は基本的に納豆が大好きで、納豆なしの生活は考えられなかったけれども、どうも俺は納豆が好きというよりも、納豆のタレが好きなようで、タレなしの納豆はそこまで好きじゃないことを考えると、俺は純粋に納豆が好きではないのかもしれないと思い至るようになった。
納豆以外は通販でぜんぶ揃うので、納豆を卒業できれば、わざわざスーパーやウエルシアに買いに行かなくてすむ。完全に通販だけの生活ができる。基本的にスーパーは毒しか売られていないので、農家から直接取引するだけにしたい。
納豆もほとんど工業製品みたいになっていて、そのルーツを辿ってみると、ずいぶん自然な状態から離れてしまっていると考えるのである。たとえ国産といえども、その製造過程を調べたところ、変なねばねばする細菌をくっつけたりして、変な冷蔵室で無理に発酵させたり、もともとの、無農薬の国産大豆がいちばん自然な状態だと考えると、そこからずいぶん化学的に変化させられていて、食べる必要もないかなと考えたのである。まぁ食べたくなったら、たまにウエルシアに行って納豆買ったりしているけれどもね。それを先ほどの雑炊に混ぜたりしている。
食費
玄米代は月に2000円くらい。
玄麦代は月に300円くらい。
わかめ代は1000円くらい。
3300円くらいが月の食費となる。