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絵がうまい人の特徴

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あんじゅ先生に聞く「ゼロから漫画家になる方法」 - YouTube

俺調べによると、絵がうまい人はある特徴がある。漫画を読むのが遅いことだ。読むというより見ている。

あんじゅ先生は20代半ばになって急に漫画家を目指して、それまでほとんど漫画を描いたことがなかったらしい。20代半ばから漫画家を目指すなんて奇特だが、才能があれば問題ない。実はあんじゅ先生は、無意識に絵の勉強をしていたのだ。

あんじゅ先生は「素人よりもプロに絵を褒められることが漫画家の大事なこと」と言っているが、遅くから描き始めたのにも関わらず、こんな風に豪語できることにびっくりしてしまう。

正直、俺のような腐ったごぼうのような眼力では、あんじゅ先生の画力の高低を見極めることはできないが、プロから見たらすごいんだろう。

あんじゅ先生は、漫画を読む時に、絵の表現だったり、構図とか、角度とか、どこでどの道具を使うとか、そういった観点で読むらしい。幼い頃から無意識でやっていて、みんなもそうして読むのが普通だと思っていたとのことだ。ほとんどストーリーは気にしないで読んでいたらしい。

これは俺にはない感覚である。羨ましいと思った。そして、ここに天職の妙味があると思った。

 

俺の友達に絵の上手い男がいて、やはりこいつも漫画を読むのが遅い。亀のようにゆっくり読む。別にその後に自分が控えているわけでもないが、開かれたページをずっと魅入って、そのページのままずっと止まっている光景を目の前でやられるとイライラしてきて後ろから頭を叩きたくなる。

「なんでそんな遅いの?」と聞くと、やはり「絵を見てる」と言う。

 

絵の才能がある人のもう一つの条件が、映画好きであることだ。手塚治虫も鳥山明も映画が大好きで、手塚治虫は若いアシスタント達に映画を見なさいと言って金を出していたらしい。

確かに、漫画の起源は映画にあるのかもしれない。映画の映像の流れや構図を短略化したのが漫画なんだろう。絵が上手い人間は、無意識で映画の中から絵を追って学習してしまうんだろう。どうしても勝手にそれをやってしまうのが向いている人間なんだろう。俺はどうしてもセリフの方に意識が向かってしまう。そのせいか、2時間の映画がいつも冗長に感じられて、セリフがなく、動きだけで表現されているシーンは時間の無駄に感じてしまう。

友達が「ターミネーター2」と「ノーカントリー」はを絶対に見なければならないと、凄くオススメしてきて、これらを見ないのは、比喩ではなく死んでいるのと同じ、人間が面白いと感じる最高位の感覚を2時間に収めることに成功した作品と言われて観てみたけど、確かに面白いと思ったけど、普通に面白いと思っただけだった。

その反面、俺は「君が望む永遠」と「マブラヴオルタネイティヴ」を、友達に勧めてみたが、友達も確かに面白いけど、普通に面白かっただけと返されて殺したくなった。

 

絵がうまい人は、日頃の観察力、対象を目で拾う癖がある。これは意識的に身に着けようと思っても難しい。友達は普段何も絵を描かないくせに、サメを描いてみろと言われれば、一瞬で描いてしまう。デッサン力はなくて形は崩れていても、特徴はよく捉える。

 

俺調べによると、絵が上手い人の特徴は、

・映画好き。

・漫画を絵で読んでいる。

・プラモデルとか工作系が得意。

・字が下手。丸っこい。

・ハゲが多い。

・文系より理系。数学が割と強い。

・ファッションセンスがある。

・キャラクターグッズを集めるのが好き。

・ソフトウェアよりハードウェアの方が強い。

・スターウォーズが好き。

・ジブリが好き(特にナウシカ)

 

 

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