食べ物に関する研究・美容・健康

発芽玄米と普通の玄米の比較

今の時期(6月上旬)だと、3日水に漬けておくと、いちばんいい状態になる。冬に発芽させるのは難しいが、今の時期はとても簡単である。

ちょっと芽が生えたくらい、きもちほんの少しだけ発芽しかかっている程度が、一番生命エネルギーに富んでいるようで、本当だったらそれくらいが一番いい。放っておくと、ニョキニョキ生えてくるが、それだと生長するための方にエネルギーを使い過ぎてしまうらしい。

5日くらい漬けておくと、2〜3㎝ぐらい平気で生えてしまい、見た目的にはギョッとしてしまうが(米というより苗木みたいになるが、その状態で食べても美味しい)、粒(本体)の大きさを追い越して、一本の木になりそうな勢いで生えてくるが、この状態で炊いて食べても美味しかった。

発芽させてない普通の玄米とでは、味がぜんぜん異なるというのをぜひ体感してみてほしい。イクラ……まではいかないけど、内部からくるプックリ感、プチプチ感、米の一粒一粒が弾んでいるような気がする。生命力が富んでいるのがわかる。味や食感の密度が凝縮され、魚や干からびた老人が水を得て生命を取り戻したような躍動感、米の元気さが違う。食べ物が、食べた物の性質を受け継ぐと先哲たちのいう通りならば、確かに元気になるところがある。エネルギーを摂取している感じがある。俺は慌てん坊だから、3日漬けておくということができず、いつも一晩漬けておいたものばかり食べていたけど、こんなに違うのかと驚いた。俺の場合は水道水でやっているが、水道水でもちゃんと発芽するからすごいものだ。清水だったらもっと美味しくなりそうだが。

毎日一回は水の入れ替えをした方がいいそうだけど、しなくても普通に発芽はする。スーパーの玄米だと発芽しないことが多い。だから、発芽するかしないかで良い玄米かどうか選定ができる。

医学博士であり玄米研究家の二木博士(明治時代の方だけど)は、20分炊くのがいいと言っていて、肥田先生も大体20分がいいと言っている。

20分以上炊くのはおすすめしない。一晩水に漬けた玄米だと20分だとかなり固いが、3日漬けた玄米だと20分炊けば大体ちょうどいい歯応えになり、硬くて食べられないということはなくなる。20分だと、水を多めに入れると気化される前に炊き上がってしまうため多く入れない方がいい。玄米が浸るくらいでいいかなといった具合だ。

どうせ食べるなら白米より玄米、そしてどうせなら3日漬けておいて発芽したものを食べると、とても美味しくなってくる。

米   元気、活発

野菜  愛、慈悲

小魚  知性、計算能力

と出口王仁三郎が言っていた気がするが(間違っていたら申し訳ない。ちなみに、麦は陰性で玄米は陽性らしい。ガンジーは麦だけで生きていける、麦は完全な栄養食と言っているが、やはり陰性なので、元気にさせる点では物足りなく、そう言った意味では麦より玄米の方が適しているらしい)

化学的な栄養スコア〜等はよくわからないが、プリプリしておいしくなるのは誰でもわかるだろうから、今の時期は発芽しやすいので試してみてほしいところだ。

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