出会い系「90人と出会って20人ほどやった体験談」

出会い系の人妻との体験談 3

投稿日:2021-05-05 更新日:

官兵衛と恋

「戦いは考え過ぎては勝機を逸する。たとえ草履と下駄をちぐはぐに履いてでも直ぐに駆け出すほどの決断。それが大切だ」黒田官兵衛

という天才軍師、黒田勘兵衛の言葉を思い出していた。NHKの大河ドラマで、 V6の岡田准一が主演を務めていたやつだ。言っている言葉の割には落ち着いた写真だが、小生はこと恋愛においてこの言葉を思い出す。

「どうして? なんで会えないの?」

小生が電話をかけると、亜子ちゃんはすぐにでた。

「ありがとう。電話してきてくれて嬉しい」

嬉しい? よかった。話が違う気がしたが、心底ホッとした。やはり官兵衛の言うとおりだ。

「ホテル行こうってしつこく誘ったのが嫌だった?」

「んーん。しまるこくんの気持ちに応えられないんじゃないかなぁと思って」

「いや、あれはね、そんなにちゃんと告白したとかそういうんじゃなくて。ただ一緒にいて楽しいし、これからもこうして関係続けていけたらいいなって思って言ったんだけど」

「うん」

「こうやってドライブデート誘ったのは、ホテルのために挟んでいるからで、最終的にホテルに行こうと一生懸命画策しているのがやっぱり嫌だったのかなと思って。こうして、どこかに連れ出される度に、ホテル行ってあげられなくて申し訳ないっていう気持ちを抱かせてしまってるのかなとか」

「うーん、そうじゃないの。ホテルに誘われるのは全然いいの、そうじゃなくて。今日はねー、しまるこくんの顔ね、ずっと見てたの。色んな角度からずっと見てて、本当にどっからどう見てもイケメンだなーって思って、ずっと不思議だったの。なんでこんな人が私と一緒にいてくれてるんだろうってずっと思ってた」

嬉しかった、人生で言われた言葉の中で一番嬉しかった。

亜子ちゃんは静かに考えるように、一息ついて言った。

「あのね、これからしまるこ君と会っていくかどうか考えたいから、時間くれる?」

「わかった」

何をそんなに悩んでるの? と、問い詰めたかったけど、それも下品だと思って、「わかった」とだけ言った。

そして電話は終わった。

「考えたい」か。別に告白をしたわけでもないが、そんな感じになってしまっている。

「考えたい」についての考察

思い返してみると、はっきりと、「もう会えません」と メッセージを送ってきてくれた女性は初めてだった気がする。99%の女性が、「機会があればまたよろしくお願いします」と言って、フェードアウトしていく。だから、「もう会えません」とはっきり言われたことは、愛情表現のように感じられた。だから電話をかけたのかもしれない。いや、かけることができたというべきか。亜子ちゃんのおかげでね。

「考えたい」か。小生は、この「考えたい」という言葉が大嫌いである。

小生は女性に告白して、「考えたい」と言われたことが3回ある。小生はこの場合、いつも考える時間を与える。

しかしその間、何をそんなに考えなきゃならないのか。考えるくらいならいいよと、申し込んだ立場でありながら、逆にフリたくなってしまう。告白を取り消したくなってしまう。

「考えたい」と言われた途端、一切メッセージを送らなくなる男がいるが、それをやると間違いなく悪い結果になると、恋愛テクニック本に書かれている。考えたいと言われただけであって、メッセージを送るなと言われたわけではない、遊びに誘ってはいけないと言われたわけでもない。これまで通り普通にメッセージを送ればいいのである。

相手が考えたいって言ったから考える時間は耐えるためにメッセージを贈りませんでした、という理屈はもっとものように見えるが、これほどガッカリさせる行為というものはないらしい。自分の方から考えたいと言ったくせに、放っておかれたという気分になるらしい。

小生はこういう時、どうしても放っておきたくなってしまうが、単純に送りたいから送ってしまう男がいる。それがいちばん強い。とにかく好き。好き。好き。好き。その気持ちに勝るものはない。亜子ちゃんのような奔放な子でさえ、やっぱり追いかけられたいのだ。

確かに、考えたいと言われただけで、今まで自然に送っていたメッセージを完全にぱったりやめてしまうことは、何か一つの抵抗というかムキになってる感じもある。それが相手に伝わり、「じゃあいいです、はじめからどっちだっていいんだから、お別れしましょう」ということになる。

考えたいといった女性は、付き合うかどうしようか、その二極の間で激しく揺れている。女性の場合は、考えると言っていても、しつこいメッセージでない限りは、そのままメッセージを送ってきてもらいたいらしい。考えたいと言った以上考えるけれども、もっと考える材料が欲しいのである。考える材料を増やしたいから、これまで通りメッセージを送ってもらって、デートに連れ出してもらって、より考えが進むようなことをしてもらいたいのである。

しかし送り続けるのは必要なことだが、メッセージにおいても、デートの時も、告白したことをおくびにも出してはいけない。相手が返事を出すまでは、告白の事はなかったかのように自然に過ごすのがいい(ぜんぜん自然じゃねーけどな)と、恋愛テクニック本には書かれていた。

基本的には、考えたいと言われた時点でかなり悪い状況らしい。多くの場合、考えたいといわれたら、交際に至らないことが多いらしい。また、付き合えたとしても、告白された側の態度はでかくなり、主導権を奪われてしまう。告白した側は、ずっとご機嫌取りのような、媚びた態度を取り続けねばならなくなるという。

また、何もせず、考える時間を与え続けるほど、状況は悪くなっていくという。人は考えれば考えるほど、物事を悪い方に考えていってしまうものだし、それまで送っていたメッセージを、「考えたい」と言われた時点でぱったりと止めてしまうことは、相手からすると、投げやりにされた気分になるものであり、「じゃあもうこの人とは付き合ってあげない! はじめからどっちだっていいんだから!」というふうに、元々どっちに転んだっていいと思われているのだから、簡単に悪い方の選択を取られてしまう。

そういった心理を、恋愛サイトや恋愛テクニック本、yahoo知恵袋でたくさん調べたが、どれも同じ見解で、納得できるものだった。しかしそれでも小生はメッセージを送らなかった。相手が考えたいと言ったのだから、考える時間を与えるのが自然であり、その間はとやかくいうものではないと思っていた。それが人間として上品だと思った。

「どうしてメッセージ送ってくれなくなったの?」と言われても、「そっちが考えたいって言ったんじゃん」という理屈の方が正しいように聞こえる。言い分としては、小生の勝ちなのだが、そういうことではないらしい。

女性というものは、考えたいと言っても、その考えを雲散霧消させてくれるほど追いかけてきてもらいたいものだし、追われる身としては、中途半端に追われると、かえって腹が立ってしまうものである。 何事も詰めの甘い人間は人をイラつかせる。告白を終えて、もう一仕事を終えたという男の顔を見ると、やっぱり腹が立つもので、振ってやることで、ダメージを与えてやりたくなってしまうものである。

何にせよ、はじめからどっちだっていいのだから、「考えたい」という、いちばんデリケートな時間の中で、イラつかせるようなことが起こると、問答無用でアウトにしたくなるのである。

まあ、そこまで考えなくても、普通に今までやっていたメッセージを止める必要はないのかもしれない。小生は、告白を保留にされた女性と話したり、電話したり、メッセージを送ることが、嫌だっただけである(告白してないんだけどな!)

逆に気になって気になって仕方がなく、メッセージを送らずにはいられない! というように、何十通も送ってしまう男がいるが、 小生の見たところ、こういう男の方が功を奏している場合が多い。小生もそれをやったことがあるけれども、やはりそっちの方が成功した。単純に、欲しいものは欲しい! と全力で迫るのがいちばんいい。

考えたいと言われて、それで拗ねてしまって、もう俺の役目は果たした。もう後は何もしないという態度は、「この人はもう諦めちゃったんだ。 この程度でくじけちゃうなら、付き合ってもうまくいかないし、結婚しても、その後の結婚生活も知れている。これから先のあらゆる問題ごとを乗り越えられないだろう」と思われてしまう。

女はやはり、この人と一緒になったら幸せになれるかどうか、で最終的な決断を出す。

小生の立場だったらどうだろう? 小生が考えたいと言って、それでもその後もめげずにメッセージを送ってきてくれたら、やっぱり嬉しいだろうか?

今まで通り変わりなく、普通にメッセージを送ってきて、小生の気持ちを汲んで、あえて告白の件には触れず、メッセージをいつものように送ってきてくれたとしたら、嬉しいか? やっぱり嬉しいかもしれない。まったく送ってこられなくなるよりいいかもしれない。

しかし小生は、「考えたい」なんて失礼な言葉を、告白してきてくれた人に向かって言ったことがないからわからない。そんな失礼な言葉はない、小生は考えたいなんて、絶対言わない。「どっちだっていい」って言ってることと同じなのだから。

小生はずっとこのことを考えていた。仕事中も、友達と話している時も、部屋に一人でいる時も、ずっと「考えたい」について考えていた。

いい恋愛ほど、パッと付き合って、パッと結婚する。悪い恋愛ほど、いちいち躓かないでいいところで躓く。

告白の段階で、こんなに考えて、躓くようなら、これからどれだけの困難が待ち受けているだろう? 水が高いところから低いところに流れるが如く、簡単に物事が進まないのだったら、つい投げやりになってしまう。どうでもよくなってしまう。

「「「キャー! やったーー! 嬉しい〜〜!!」」」ってはしゃげよ。それしかないだろ? 告白されて、「いいですよ」も良くない。「いいですよ」なんて言われたら、告白を取り消したくなる。

「「「やったーー!! 嬉しいーー!!」」」ってはしゃげよ。その方が可愛いじゃん。告白されて素直にはしゃがなかったら、いつはしゃぐんだ? 今でしょ! 一生ついてまわるぞ? プロポーズと一緒で、告白の時にはしゃいでくれなかったら、一生悲しい過去として残っちまうんだぞ? 全力で嬉しさを出せよ。それが女の役目だろう? 俺が女だったらそうするけどね。女はやっぱり告白されたら、小動物みたいにピョンピョンしてるのがいい。それが女の生命として、いちばん自然な姿で、男に付き添う在り方としていちばん正しい。

女だって、好きな人の前でピョンピョン跳ねてた方が、一つの様式美というか、正解の在り方として感じるだろう。自分の女性ホルモンが小躍りするのを感じるだろう。女としての可愛さが余計に引き立つと思うけどなー! 俺が女だったらそうするけどね。男によく尽くして、男に対してピョンピョン跳ねて、つらいときも、悲しい時も、跳ね回ることにすべてを費やすけどね。「考えたい」なんて口が裂けても言わない。

考えたいって失礼じゃないかね? 考えるぐらいだったらじゃあいいよって本当に言いたくなる。どっちだっていいってことだろ? なんだよどっちだっていいって。俺と付き合うのがどっちでもいいいってことは、俺という生き物自体がどっちでもいいってことじゃねーか!(笑)俺の方が年上なんだけどね。亜子ちゃんが27歳で、俺は31歳。4つも年上なわけ。年上の男性に、どっちでもいいなんて言っちゃダメでしょ。

27歳ならまだいい。19歳とかに「考えたい」なんて言われたら、本当に殺したくなるし、死にたくなる。それでもまだ俺は行動しなきゃならんのか? まだメッセージ送らなきゃならんのか? 「ご飯食べに行こう!」「ケーキ食べに行こう!」「おはよう!」「おやすみ!」そんな卑屈なことがあるか? 世の中にはたくさん男がいて、その男達と比べて、俺はべつに高い評価じゃないってことだろう? そいつらを飛び越えられるほどの評価じゃないってことだろう? 俺はお前らなんかよりずっと難しいこといつも考えてんだよ。いろんなこと考えてきて、自然界の本質に、お前らよりずっと近いところにいるんだよ。なんで、そんな俺が、どっちでもいいって言われなきゃなんねーんだよ。振られるより腹が立つわ。女としての直感を働かせろ。直感を全力で解放しろ。そして、俺が告白するまでもなく、お前らの方から、一目見ただけで告白してこい。それくらいじゃなきゃおかしいんだ、本当は。そこで俺が「考えたい」って言って、初めて釣り合いがとれるんだ。「考えたい」ってそういうときに使うんだ。

でも75点。惜しい。悔しい。75点と付き合えるチャンスなんてそう滅多にない。悔しいけど、告白せずにはいられない。いつもこんなことばっかりだ。恋愛は女だけに許された娯楽だ。いつだって男に選択権があった試しはない。目の前に亜子ちゃんしかいない以上、亜子ちゃんに飛びつくしかないんだこっちは。すべてはモテなさすぎて、目の前に選択肢が一つしかないことが悪い。女はいつだって、100も200も選択肢を持っている。そりゃあ考えたいって言い出すわけだ。選択肢があるから考えるんだ。俺は何も考えないよ。悔しいから付き合ってセックスしまくってボロ雑巾にして捨ててやろうか? もうそれしか方法はない気がする。それまでは猫を被るか。男も女も、好きな相手の前では、必ず強烈な憎しみを抱く。

しかし小生はこの時、ハッとして、急に背中が凍りつくように冷たくなった。 自分の気持ちに一段落つくと、小生は他人の気持ちになって考える癖がある。その癖が訪れた瞬間だった。27歳。そうか、27歳だもんな。考えたいか。そりゃ考たいわ。

以前、ある出会い系の告白して、保留にされた時のことを思い出した。25歳の女性だ。彼女にも、「考えたい」と言われた。「私が20歳とかだったら、すぐにOKしたんだけど、もう歳が歳だから、慎重にならざるを得なくなっちゃって」と言われた。

27歳。25歳より2個年上である。27歳に告白することは、結婚しましょうと言ってるのと変わらない。プロポーズとなんら変わらない。 小生と亜子ちゃんは2回デートしただけだ。2回デートしただけの男にプロポーズされて、考えたいと言わない女性はいるだろうか?

小生だって、27歳の女だったらそう考えてしまうかもしれない。いい加減な男と結婚したら、人生がめちゃくちゃになってしまう。しかし、結婚したって、別れたら慰謝料貰えるのは女だし、ぜんぜん悪い話じゃねー気もするけどな。慰謝料もらって別れてを繰り返して、慰謝料キャッツアイになっちまえばいいじゃねーか。色っぽい亜子ちゃんにはお似合いだよ。そして俺は結婚相手にそんなふさわしくないもんかね? 1回や2回デートしたぐらいじゃわかんねーだろうが! じゃあ、いつわかるんだ? 考えたいっていつまで考えればいいんだ? 2回デートしてもわかんない? じゃあ何回デートすればいい?

もう頭が張り裂けそうだ。このデリケートだか繊細だかしらんが、この女特有の生理臭い、ナプキンが発酵したような、子宮が腐ったような、気持ち悪い空気に晒されていると、本当に気持ち悪くなってしまう。モテる男はいつもそうだ。こういう女特有の女臭い空気にめげずに、どこまでも丁寧に世話をする。ここら辺の堪え性がない人間はいつもモテない。仕事もできない。女はそれを見抜く。女はこの忍耐力を見て、結婚に足りる男がどうか、考えるのだ。それを考えているのか? 忍耐力不足を出さないように、頑張ったんだけどな。

何よりも、こういった空気全体を、目の前に聳え立つ女臭さの壁を、打破できない自分にいちばんイラ立ってしまう。精神修行だの神だの言っていた自分がボロボロに崩れていく。もう彼女のことが嫌いになってしまいそうだ。自分のことも。結婚したら、結婚生活も破壊してしまうだろう。考えたいって言われただけで、この始末だ。考えたいって言われただけで、結婚生活を破壊したくなるほどイライラしてしまうなら、結婚しない方がいいだろう。

こんなふうにイライラしていると、おいしいご馳走もおいしく食べられなくなってしまう。彼女に対する性欲も、著しく失せていく。怒りは性欲を越える。性欲の上位にある。この国は性犯罪が多いけど、それ以上に大きな憎しみがあり、その憎しみが、もっと表にあらわれていたであろう事件の抑止となっている。

ここが人間と食べ物の違いだ。食べ物は差し出されれば、嫉妬も怒りもない。好き過ぎて腹が立つことはない。どこまでも、欲望のままにしゃぶり倒すことができる。人間はこうはいかない。食べ物の前ではいくらでも素直になれるが、人間の前では素直になれない。夫婦のセックスレスもこれだろう。すべてのセックスレスがそうだ。性欲よりも憎しみが上回るからだ。

一週間、待つことにした。一週間待って、何も連絡がなかったら、こちらから電話することにした。

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