女は、街行くサラリーマンのちんこを握りたいと思っている


f:id:simaruko:20190422111109j:image

女は、街行くサラリーマンのちんこを握りたいと思っている。

我々男がどうでもいいオバサンやデブやブスの女、あるいはそこらに転がっているAV女優の胸をなんとなく揉んでみたいように、女も男のちんこを握りたいと思っている。

それは、別にキスもセックスもしたくないけど、目の前の胸に膨らみがあるから揉んでみたいだけで、女も同じ理屈だ。女もそれほど握りたいわけではないけど、時間と空間が許す限りにおいては握りたいと思っている。

こんなことを言うと、「勝手なこと言わないでください! あなた男でしょ? 女の何がわかるって言うんですか!? 少なくとも私は街を歩いてるサラリーマンの性器を握りたいと思ったことは1度もありません!」という声が挙がるだろう。

口角に泡を飛ばしてそんなことを言うかもしれないけど、俺はあなた以上にあなたのことを知っている。小さなワンルームで厳しい修行を潜り抜けてきて、性差の壁を越え、女以上に女のことが分かるようになった。間違いなく、あなたは街行くサラリーマンのちんこを握りたいと思っている。

 

セックスが終わって二人で虚空を見つめていると、大体の女は何も言わずにちんこを握りしめてくる。およそ8割の女が握りしめてくる。大人しいあの娘も握りしめてくる。そんなときの彼女達の顔は好奇心と儚げが詰まっていて、生き別れになった弟と再会したような顔をしている。自分についていないものだから興味があるのだろうか? もしくは、自分の生まれたルーツをたどると、ちんこに行き着くから、潜在的な懐古心を覚えるのか?

彼女達はいつも魂の抜けた虚ろな目になって、そっとちんこを握る。こちらの許可を取らずに勝手に触りだす。そしてそのまま離さないでいる。時間が止まったような感覚で、ただぼーっとちんこと戯れている。2時間前は、「初めまして、〇〇です、今日はお仕事帰りなのにお迎えに来て頂いてありがとうございます……!」などと殊勝な態度を見せていたのにも関わらずこんなことをする。若くて清楚で、ちんこのちの字もしらないような、初心で可憐な少女がこんなことをする。

ただセックスをするだけならともかく、今日初めて出会った男のちんこを握るとは何事だろうか? けしからん。一体どの面を下げて嫁入りするつもりだろう? 神父の前ではっきり誓えるのか? 昔は弓道部だったとか、モンブランが好きだとか、俺がモンブランを食べれないと言ったら、小さくクスクス笑ったり、歌手のYUIが好きで、YouTubeの動画は全部観ましたとか話していたごく普通の子が、知らない男のちんこを握りしめて眠るのだ。

 

これはやはり、俺がなんとなくおっぱいを触ってみたくなるのと同じだろう。大きいからとか小さいからとか、綺麗とかブスとか関係なくただ触りたくなる。街を歩きながら、一人すれ違うたびに触って通り過ぎて行きたい。

お互いに裸になって見つめ合っていると安心する。ゴールに辿り着いた気分になる。これまで世間話や他愛のない話をしたり、距離を近づけるためのつまらない通過儀礼を通り抜け、やっとここに来て、話していないのに本音で話してるような気分になる。

毎日の生活の中で異性を見ても、取り止めのない、おざなりの、つまらない会話が繰り返され、街行く人々を見てもそっけない空気があるだけだ。

「止まりたい。止まって、ちんこを握りたい」

女はずっとそう思っていたのではないだろうか? 自分では気づいていないけどそう思っている。言葉によるコミュニケーションじゃ、心の一番奥には至れない。結局最後は、裸一貫になって、ちんこ触って、じっとして終わる。そこで一旦、今まで抱えていたものがリセットされる。セックスとは違う。街行くサラリーマンとセックスしたいとは思わない。セックスだと重労働で大変だし面倒臭い。自分の身体をどうこうされるのも嫌だ。ただおぼろげに、その股間についてる芋串みたいなものを揉んだり捏ねてみたいだけだ。子供がカブトムシと遊ぶのと同じだ。だが、カブトムシと違って、ちんこは神聖でいて背徳的で、二律背反した何かがあり、イジればイジるほど魅了される。

付いてる場所も重要だろう。これが右肩に付いていたら触りたいとは思わない。ちょうど触れたくなる中心部についている。オッパイもそう、一番目立つところについている。これが私ですと言わんばかりに自己主張している。ちんこもオッパイもいつも自己主張ばかりしてくるので、我々は無視するのにいつも大変な思いをしている。だから、これまでの苦労を精算する気分で、ちんこを握りたくなるんだろう。


女は、普段男を汚い目で見たり、変態だの何だの宣っているが、条件が揃えばちんこをぎゅっと握りしめて眠りたいのだ。自分にない、別の性の体となると興味が湧くんだろう。すべての女は男のちんこを握りたいと思っている。セックスが終わって、静かにピロートークしている最中は、目の前にちんこがあったら暇つぶしに握りたくなるのだ。何もない空間においては、暇つぶしにちんこを弄ることは役に立つ。

好きとか愛とかじゃなくて、ただ男が目の前にいたら、その男を自由にしていい権利が生まれたら、正直に男に触れる時間が許されたら、ちんこを握りたいのが女なのだ。


女は、街行くサラリーマンのちんこを握りたいと思っている。