結婚を舞台にした作品がないことが、結婚が恋愛に負けている答え

恋愛小説だったり、ギャルゲーだったり、エロゲーだったり、なんでもいいが、これらに共通するところは、どれも恋愛なのである。家庭の匂いがない。

 


人は幸せを求めて結婚することが建前となっているが、結婚小説も、結婚ゲームもない。結婚生活や幸せな家庭生活を描いた作品はほとんどありはしない。需要がないんだと思う。

 


例えばエロゲーがあって、目当てのヒロインと恋愛したりセックスしたりするストーリーはあっても、幸せな結婚生活を送っている物語はない。エンディングで結婚しても、その後はない。

 


まるで結婚は終局であって、恋愛の墓場だといっているようなもんである。

 


プレイヤーからしても、結婚生活を舞台にしたエロゲーなんてやりたくもないんだろう。

 


それはなにを意味しているかというと、結婚は恋愛に負けるつまらないものということだ。

 


作品やゲームでなくて、実際に現実世界で息している我々は、恋愛より結婚の方が幸せだと思っているのか。幸せになるために結婚しようという建前にはしている。

 


だけど、心を揺さぶる為に作品を作ろうとした場合、結婚を舞台にしたものは作れない。

 


結婚は、やはり恋愛に負ける。人の心を揺さぶれるものではないんだろう。

 


作り手は作りたいとは思わない。消費者もそれを欲しない。

 


ここに結婚に対する答えがあるような気がする。

 

 

 

青春の終わりを意味している。

 


そんなに幸せになりたくて、幸せの象徴みたいに奉るなら、結婚生活を舞台にした作品が溢れかえっていなければおかしい。

 


恋愛に比べてドキドキは少ないし、四六時中一緒にいて息が詰まったり、恋より友情的な色合いが強くなって、何も感じなくなる。心が動じなくなる。

 


朝エプロンをして料理をしてくれる妻がいて、それを二人で食べて心地のいい幸せがあるのだろうか。それがベストだというのか。でも、そこを幸せの極致として描かれた作品はない。

 


結婚する手前で物語は大体終わる。

 


また、結婚した後も、いつまでも二人でドキドキ生活しているのは気持ち悪いし時間の無駄のようにも感じてしまう。

 


結婚が一番の幸せとか、恋愛の墓場とか、まぁ色々言われてはいるけど、幸せな結婚生活を舞台にした作品がないということが、答えを示している。