女は解放されて動物になりたがっているので、野生に返してあげなければならない。

女にモテたくて、女についてよく考えている。


女は優しい人が好き、と口をそろえていうが、本当にそうなのだろうか?


女のいう、優しいとはどういうものだろうか。


耳心地のいい台詞をいったり、気持ちのいい爽やかな笑顔を振りまくことだろうか。たしかに大事なことだ。やった本人もやられた方も幸せになれる。


暴漢に襲われているのを助けてあげたり、借金を代わりに返済してあげることか? 大量の仕事に振り回されているのを手伝ってあげることか? 別にやってあげてもいいが、なかなかそんなチャンスは訪れない。


女は気分屋で、そのときどき求めているものが違う。その深層心理を見分け、適切な行動を心がけて共感を起こすことが大事だと思っている。


人間が今なにを欲しているかは大体顔に書いてあるので、ちゃんと観察して行動することが大事だ。自分を殺して、ひたすら相手のために何かしようという気持ちが必要だ。

 

 

男はバカだから、ありのままの自分で生きている。ありのままの自分で生きることが許されていて、自分でもよくわかっていない自分の良さを女が見つけてくれて、勝手に好いてくれると思っている。特に中高生は、自分なんかが女子に好かれるわけはないとか言っておきながら、クラスのほとんどの女子が自分のことを好きなんじゃないかと思っている。だから、意中の子が別の男子と付き合い出すと、何が何なのかわからなくなる。突然地球が崩壊してしまったかのように思える。中高生の男子は、口説くということをせず、急に翌朝、女子がLINEを聞いてくるんじゃないかと思っている。そんな状態で止まったまま大人になってしまう男は、とても多い。


女も、もちろんそういうところはある。自分の根本的な部分を、男が無条件で愛してくれると思っている。ずるい人間だ。だけど、やはり男の方が多い。男の方が基本的にナルシストだ。


女は顔だけでなく心も化粧している。一生懸命に自分の個性を殺している。集団の中に自分を溶け込ませ、そこからはみ出ないように、いつも心を砕いている。女だからここで笑ってはいけない。お淑やかにしてなければいけない。今面白いコメント思いついたけど、口を閉じていよう 。足を閉じて座ってなければいけない。長い髪はスポーツには不向きで、洗うのもめんどくさい。一緒に手を繋いでトイレに行かなくてはならない。男みたいに思いついた下ネタを公に向かって叫びたい。立っションとやらは気持ち良さそうだ。納豆巻きを食べていると、反対側から納豆がうようよ飛び出てきてしまう、気をつけて食べなければならない。いや、買わないにしよう。


そんな生き方をしていると、解放を求めたくなってくる。抑圧された魂が叫び声をあげるのだ。


いざマンコにチンコをいれると、さっきまで静かだったのに、すごい声を出す。あれが演技なのは確かだ。演技というか、状況を利用しておっきな声を自分から出したがっている。社会通念上、チンコを挿れられた場合は、でっかい声を出してもいいことになっているので、これでもかというほど声をだす。女らしさを維持したまま獣になれる唯一の瞬間だ。


まぁ、これは、セックスをよりいいものにさせるための共同作業、男への気遣いも含まれている。


大きな声を出すと、気持ちがよくなる。気持ちいいから声を出すというより、気持ちよくなりたいから大きな声を出したがっている。セックスはどんなに自分が乱れても許される。本当は乱れたいと常日頃から思っていて、そのチャンスを伺っているが、自分の意志からスタートした狂乱は、女の品格に障る。


本当は肉体ではなく、精神が叫んでいるのだ。動物になりたい、今までお淑やかにしていた反動を発散させるべく、セックスを利用している。


だから、男は腫れ物に触れるようなつまらないセックスをしてはいけない。その、動物になりたい女心を理解してあげなければならない。この動物を野生に帰してあげなければいけない。それが優しさだ。彼女たちは可哀想な動物なので、森に帰してあげなければならない。


彼女たちは口を揃えて、セックスのときはガツガツ犯されたいと言う。わざわざ俺が見抜かなくても、自分から言ってくれる。バックからガンガン突かれるのが好きだという。場合によっては、王子様に永遠に覚めることのない眠りへと誘われるセックスをしてもらいたいこともあるが、それは仕事で疲れているときに限った話だ。


だから俺はセックスのときに、無理してひどいことをする。ちんぽの裏側を女の顔面にグリグリさせたり、ケツを一生懸命叩いたりする。バックで後ろから突いている時は後頭部を掴んでベッドに押し付けたりする。


これもなかなか大変で、無理して自分を鼓舞しないと、普通のセックスに成り下がってしまう。照れに負けてしまう自分がいる。ここは堪えどころだ、練習あるのみだ。


俺が照れていると、相手も冷めてしまうので、照れを悟られないように、がんばって自然に、以下のような言葉責めをする。


「お前にもピアノのコンクールで賞もらったりした過去があったのにな、今日で全部チャラだ。出会い系で初めて会った男とセックスしてるんだからな」

「いいか? これはセックスじゃなくて俺のオナニーだ。お前は俺の今日のオナニーのお目当てにかなった、通りすがりのオナホールだ」

「(イマラチオしながら)どの口が、この先、神父の前で誓います、といえるんだ? あーー!?」

「(マンコに挿れながら)こんなのはパンツと変わんねーんだからな。抜き身のちんこを収める鞘代わりだ!」

「もし彼女が前の男にこんなことされてたら死ぬほど嫌だわ。本当にお前は最低だな、自分が最低なことしてるかわかってるのか? もう二度と恋愛は禁止だ、というか、自動的に、今、恋愛禁止の烙印を押されているんだ? わかってるのか?」

「お前が中学の時に一人教室に残って掃除したのも、大学に受かって、サークルの皆とテニスしたのも、仕事でお客さんにサービスして感謝されたのも全て幻想だ。全部嘘だ!」


基本的に女はお前と呼んでやった方がいい。お前と呼ばれるはイヤという女がいるが、そんなことはない。そういう女にこそお前と呼んでやったらいい。お前と何度も呼び続けることによって、自分はこの人のしもべなんだと思い込むようになる。関係ができていない内にお前と呼ぶと怒り出すので、一回目のセックスを機会にさっさとお前に移行するといい。


こんなひどい言葉責めをすると、たまに泣き出してしまう子もいるが、泣いた後はとてもスッキリしたような顔をするし、そのあと、何もなかったように日常会話をしだす。すっぱだかのままスマホを取り出して、Facebookの友達の写真をルンルンと見せてくれたりする。つまり、怪我をさせなければ何をしたって構わないのだ。泣くのも悲しいから泣くのではない、ただ乱暴な言葉に反応して勝手に涙が流れるだけだ。心は全く傷ついていない、むしろ嬉しがっている。ひどい言葉責めをすると、ほとんどの女は恍惚した表情をしだすので、がんばってやってみてほしい。全身におしっこをかけてしまっても構わない。自分から首を絞めてと言ってくる親不孝もいる。あなたが女にひどい言葉責めを受けて床に溶けてスライムになってしまいたいように、女もスライムになりたがっている。「照れ」だけが障害なのだ。


また、自分だけが言葉責めに終始しているのもよくない。

コンサートやライブで、ボーカルがサビを観客に歌わせるのと同じで、女にも下品な言葉を口走れるように参加型にしなくてはならない(もともとセックスは二人でするものだ)。彼女達は下品な言葉を思いっきり叫びたいのだが、いくら興奮の真っ只中でも、自分から下品な言葉を言おうとしない。だからその面倒も見てあげなければならない。手のかかる幼児なのである。


「これまで、ここに何本のちんこが入ったんだ? 俺は何本目だ? 答えろ」

なかなか本数を答えようとしないが、ちゃんと答えるまで世話をしてやらなければならない。一本一本いっしょに数えてあげなければならない。

「今、ちんこを挿れられていることについて、長い文章で感想を述べよ」

馬鹿で語彙も少ないので、「長い文章で!」と言ってるのにも関わらず「気持ちいいです!」といった短い感想しか返ってこない。本当に面倒でイライラするが、相槌を入れたり「それで?」と接続詞を加えて、長文になるように助けてあげなければならない。

「私は淫乱です、ちんぽ大好きな変態女です、ちんぽを埋められてはじめて完全体となり得ます、乾電池と目覚し時計と一緒ですと言えッ!」

発想力がないので、例文を用意してあげると、助かったと言わんばかりに復唱し出す。だが、小さい声でしか復唱しないので、「もっとでかい声で言え!!」と喝を入れてやらなければならない。だが、これが一番面白く、でかい声で女が

「私は淫乱です、ちんぽ大好きな変態女です、ちんぽを埋められてはじめて完全体となり得ます、乾電池と目覚し時計と一緒ですッ!」

と叫ぶと、笑ってしまう。