「母親がヒステリーなのではない。一日中子供を相手にすると男女を問わずヒステリーになるのである」←について

男も主夫になれば、女のようにヒステリーを発症するという意見には、まぁまぁ共感できる。

しかし女の方が器が小さくて沸点が低いから、男よりもはるかにヒステリックだろう。

結婚して家庭に入った瞬間、やたらとヒステリックになってびっくりするね。今までどんなにおとなしかった女も絶対にヒステリックになる。

子供は犬や猫やボケたおばあちゃんと同じで何を言っても聞かない。常に体の奥底にあるマグマが爆発していて、瞬間瞬間光の中を生きているような感じなのだから、とても他人がどうこうできる話ではない。

多少大きくなれば親の背中を見て勝手に育つというところもあるので、それまでは何も言わず放っておくのがいい。それが、経験のない俺が思う子育ての秘訣である。

怪我だけはさせないようにする。身の周りだけは保護する。パチンコに行ってる間も炎天下の車の中に置き去りにしないように注意する。できるのはそれくらいだ。後は何もしないのが一番と思っている。

うちのボケたおばあちゃんは、毎度、雨戸を自分で閉めようとして外に落ちてしまうことがあった。
絶対に雨戸を自分で締めるなと、100回ぐらい言ったのだが、それでも毎晩必ず雨戸を自分で締めて、毎朝必ず雨戸を開けようとするので母親がいつも怒鳴っていた。

そして母親がいない時、俺が面倒を見ることになったのだが、俺は母親と違ってちゃんと言い聞かせられる自信があったので、はりきって臨んだけど、駄目だった。
何回言っても雨戸を開けてしまう。それには本当に腹が立った。
雨戸だけは、雨戸だけはちゃんと守ってほしいと言ったけど守ってくれなかった。

言うことを聞いてくれないということも、約束を守ってくれないというところも、腹がたった。ブチギレて怒鳴りつけたくなった。
たが、ここでブチギレて怒鳴りつけてしまったら、俺の中の大事な守ってきたものが崩れるような気がしたし、何も解決にならないだろうと思った。だから自重した。

やはり落ち着いて対処できる人間は落ち着いて対処できる。それができない人間は浅い生き物だ。子育ては早いのかもしれない。女はもともと浅はかだからヒステリックになってしまう。こういう時すぐに沸点から溢れてしまう。紹介した記事の筆者の言うとおり、男も女も子育てをすればヒステリックになるが、それは、相手をコントロールしてしまう人間に限ってである。ほとんどがそういう人ではあるが。

 

一応ヒステリックにならないコツというものはある。
自分が代わりに朝は雨戸を開けてあげて、夜は閉めてあげるのだ。こうしてやってあげるしかないのだ。自分の負担は増えるけれど、相手を言い聞かせるよりはよっぽど楽だ。

子育ても一緒だ。言い聞かせるのではなくて、必要なことだけ親がやってあげて、後は放っておけばいいのだ。
自分で色んなことに気づいて自己修正できる時期が来るまで、ただ待つしかないのだ。それを待てず、子供をコントロールしようとするから見たくもない自分に出会う羽目になるのだ。

恋愛と一緒で、見返りを求めないこと。相手を操作しないこと。黙って親がやっていれば、そのうち自分で申し訳なくなって、自ずとやり出すようになる。その時を待つことだ。