普通の人が普通の仕事をしている様子を放送する番組があったほうがいいと思う

仕事をしている姿をありのまま見せるテレビ番組があってほしい。


俺たちは毎日仕事をしているが、違う職種の仕事というのはよくわからない。


全く想像がつかないということはないが、やはりピンとこない。コンビニのアルバイトだったらどんなことをしているか、1日の仕事の流れが大体わかるような気もするが、コンビニは多様だ。今じゃスマホと連携して色々なこともやってる。少し観察している程度じゃわからないことも多いと思う。コンビニや、ほかの仕事の細かいところまで100%理解したいということではないが、もう少しよく観察したい。


駅や街角で見かけるサラリーマン達の誇張されてない、自然のあるがままの形で働いている姿をみてみたい。そういうテレビ番組があってもいいと思う。

 


プロフェッショナル仕事の流儀や情熱大陸は、その道のスペシャリストや、著名人のみを扱っている。それはそれで素晴らしいし、俺も好きでよく視聴している。だが、スペシャリストでも何でもない、ごく普通といわれている人が、ただ仕事している風景を30分くらい毎週1回のペースで見たい(営業、事務、飲食、マッサージ、看護師、リハビリ、トラック、SE、商社マン、工場などなど)。


学生や転職者向けの職業案内としても需要があると思う。テレビ用に脚色されたり誇張されたりせず、淡々と1日の仕事の流れをわかりやすく伝える番組は必要だと思う。


特に工場で働いている人は、単純作業の繰り返しで発狂するのを我慢している。その退屈と闘っている様子を見たい。つまらない仕事をつまらなそうな顔して働いている様子や、ブラック企業で根詰まっている様子も見たい。そうすると、その会社の評判が下がるかと思われるかもしれないが、別に会社の名前なんてどうでもいい。伏せればいい。登場人物も全員モザイクかかってて構わない。ただ、本当の仕事の様子さえ見せてくれればいい。


工場での単純作業との闘いを余すことなく視聴者に理解してもらうには、2時間ぐらいの尺が必要かもしれない、2時間の間、ずっと製品をコンテナに積んでる作業を延々と流すのがいいと思う。すぐ飽きて、最後まで見続けられる人はいないかもしれないが(俺も全部まで見ていられる自信はない)、きっと、その2時間の間にいろいろな発見はあると思う。作業員のちょっとした苦悶の表情や滴る汗や、人によって態度を変えたり、嫌味を含んだ言い方されてたり、欠伸したり、たまに手抜きしていたり、些細な発見があって楽しめるかもしれない。


別に工場に限った話ではなく、来週にはまた別の職種を放送する。個人的には工場の作業員の孤独な闘いは、細かく、精密に取り上げられ、そのつらさを多くの人にマジマジと観察され、評価され、同情してもらうべきだと考えている。


しかし、今書いていて思ったのが、やっぱり8時間ぐらい放送が必要かもしれない。例えば準備して営業に行って帰ってくるだけで、3、4時間経ってしまうだろうが、それを30分の放送の中に詰め込むとなると、簡単なワンシーンで終わってしまう恐れがある。取引先まで1時間くらい運転している姿を延々と見せてほしいな。さすがにそれはきついだろうか? 難しいところだ。人が黙って1時間運転しているところはさすがに耐えられないか。だが、そこに労働者のリアルな息遣いが聞こえてきそうな気がする。まぁ、こんなクソ番組を8時間流してあげますよなんていうテレビ局もありえないから、気にすることはないんだけど(笑)。